経済・税金

HOME  >   経済・税金

2010年12月

経済・税金

UPDATE 2010.12.28

平素は「松藤民輔の部屋」をご利用いただき誠にありがとうございます。当サイトの掲載活動は「経済・税金」、「アドバンスド」ともに2010年12月28日午後〜2011年1月3日まで正月休暇のためお休みとさせていただきます。

なお正月休暇中のインスティチューショナル・アドバイザーズからの刊行物の翻訳版につきましては、年明け4日以降の掲載となります。 ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

来年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

 

UPDATE 2010.12.28

封建領主たちの財政と課税
インスティテューショナル・アドバイザーズ

原作: ボブ・ホウイ
翻訳: 増田 悦佐

ひとはだれしも、リベラルな啓蒙運動が王権神授説の息の根を止めたとき、封建領主のやらずぶったくり的な財政とも、永遠におさらばできたはずだと考えるだろう。

連邦準備制度理事会(Fed)議長バーナンキの「ありとあらゆるものにインフレを起こす」ためならいくらでも紙幣を増刷する用意があるという宣言で驚くべきところは、その率直さだけだ。通貨価値の毀損を体のいいことば遣いで隠してきたのは連邦準備制度の発足以来の伝統と呼ぶべきで、彼らの当初の言い分は「柔軟な通貨が深刻な金融収縮を防ぐ」というものだった。

  続きはこちら

UPDATE 2010.12.28

 

ゴルフ場の会員価格が下落している。2年前もこんなことを書いた気がする。この価格は介入できない市場の現実を映す。不動産市場の実態はやはりデフレ模様。20年前、僕が株は1万円以下になると忠告した人に会う。今は20兆円の資金を運用するヘッド。ところで如何?やはり来年は下るかな?東京89年型か米国87年型でしょう。

続きはこちら

UPDATE 2010.12.27

 

シルバーを代表するシルバー・ウィートンの株価は15%ほど下落した。銀の下落が始まると、市場全体が動くと言うのが予見。銀現物の動きの前に株式市場での銀鉱山株の代表に変化が見えたことは、銀現物ばかりか商品、株、債券市場の変化と読んでいいだろう。海外の新聞を広げれば欧州における暴動記事。そして欧州の国債の格下げが次々予定されている。一方ティファニーやBMW等の高級品を扱う株価がかなり大きな上昇、戻りを示した。もはやリーマン事件が風化されたような市場雰囲気だが?

続きはこちら

UPDATE 2010.12.27

UPDATE 2010.12.27

 

なぜ知的エリートはゴールドが嫌いか?(前半)

米国経済は、表面的な好況に沸く金融業界と、ほとんど回復の兆しの見えない実体経済とのあいだの亀裂が、ますます深まっている。しかも、株式市場では2008年夏の大天井の更新さえも射程に入れるほど強気が蔓延している根拠は、当分実体経済の不調は続くので、連邦準備制度(Fed)は低利マネーの過剰供給を持続せざるをえず、したがって金融業界にはキャリートレードに使える資金が潤沢に流入しつづけるということにあるのだ。本当に、国民感情など無視した強欲資本主義丸出しの「繁栄」でしかない。

続きはこちら

UPDATE 2010.12.22

先行指数としてみているのが原油価格と銅価格。此れがどう動くかで東京の動きが読めると感じていた。感じるとは、長い時間を検証して無いから。検証するにはデーターが足りない事でもある。1605、国際石油が6月6日に急落後、RSI等は異常な売られ過ぎになった。日本株全体の急落なのか?それとも反転反発なのか?その後5〜6週間の時間はこの株が反発する可能性を示唆していた。その可能性を専門家に分析を頼むがデーター量が足りないと断られる。ならばと、ひらめきでRSIペンタゴンチャートという僕の勘チャートを作成してみた。ペンタゴンの優れている点はタイミングにある。ある方向を進み始めると転換点、時間がペンタゴンの中で見える。

  続きはこちら

UPDATE 2010.12.21

空模様を写したように一面の海は、暗いグレー。青いあの海は見えないのかと諦めていると、御降臨の跡なのか、銀色の小さな円が銀色に光り、海に輝き揺れている。ワーオ、周りの暗い波が銀色と黒の彩を際立たせる。なんとなく得した気分。出張先の宿から今日の朝を見ている。日々の変化を観察し、感謝する日々。御降臨か?日常には無い単語が、イメージと供に思い出される。一年、早かったな。降臨の光は神なのか?ただ、空の切れ目からの木漏れ陽なのか?もう12月も21日、御降臨の女神の、何かの啓示とでも考えたい程、たゆとう気持ち。

  続きはこちら

UPDATE 2010.12.20

日頃よりご愛顧いただき誠にありがとうございます。

今週木曜が祝日(天皇誕生日)のため、毎週金曜にお届けしております増田悦佐氏のコラム掲載が12月27日(月)に変更となります。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

【松藤民輔の部屋】

 

UPDATE 2010.12.20

朝7時前の東京の道路はまださびしい。冬、雪の静けさに支配されているようだ。急にロイヤルミルクティーが呑みたくなり車を止める。タリーズには朝食メニューが置いてある。ベーグルサンドか?懐かしいな、僕がソロモンのトレーニーでNYにいた時、毎朝ベーグルサンドだった。25年前を思い出す。朝6時には食堂が開き、トレーダーやアナリスト達が集まる。トーストしたベーグルにサーモンとクリームチーズ。あの頃メキシコ債が暴落していたな。新興市場の国債の売買が始まっていた。ロシア、中国なんて誰も買わない、興味無しだった。そんな時スティーブたちは30%を超えるこれらの債券を秘かに取引始めていた。

  続きはこちら

UPDATE 2010.12.17

 

【お詫びと訂正:先週の本シリーズ副題は下記のとおりとしていました。

アメリカで1979年に革命が起きた

そして、本文中では1979年にアメリカ社会に起きた変化を、「富豪社会主義革命」と呼びました。しかし、読者から誤解を招く軽率な表現だというご指摘があり、わたしもそのとおりだと感じました。そこで、今後出版物等に収録する場合には、タイトルを「1979年、アメリカ社会が変質した」に変え、この変化の本質についても「大衆資本主義がクローニー資本主義に変質した」と表現することにしました。読者の皆さまにも誤解を招く表現であったことをお詫びするとともに、上述のとおり訂正させていただきます。】

ゴールドをめぐる陰謀再論

さて、ゴールド相場はときおり値幅調整、スピード調整を入れながら、じりじり上がり続けている。順調に推移しているゴールド相場について、このへんで「市場の力」対「エリート主義者たちの策謀」という好取組の星取表をつくってみよう。

続きはこちら

UPDATE 2010.12.15

 

金のシャドウ価格が8000ドル。3ヶ月前の時点では5000ドルだった。なにがこの価格を上昇させたか。米ドルの流通量である。米国政府は金融緩和の名の下に米ドルを大量に刷った。僅か3ヶ月で3000ドルの上昇とは?この金価格の上昇原因が、現在その他資産も上昇させている。さてシャドウ価格とは何か。1971年の金本位離脱時の固定価格35ドルの事である。今、金本位をすれば35ドルではなく、8000ドルが米ドル流通量から算出できる。71年時の200倍以上の米ドルが市場に溢れているのだ。そしてこの価格は将来の金価格の目安なのかもしれないのだ?

続きはこちら

UPDATE 2010.12.13

 

銀が反転、下落しそうな今週、原油、銅、すべての市場が、今週には転換点を迎えるだろう。そして、日本株には売りサイン点滅。金は1320ドル下値目標。米国株式市場はラッセル2000テクニカル指標に市場最高値、小型中型株が先行する市場は大いなる買われすぎ情態。DXドル80.08は今週上昇すればウワッパナレと成る。一つの市場であれば?ドルの上昇が確認できれば?その他全市場は反転、下落となる。上記した様に銀、銅、原油、に買われ過ぎ。ドルの上昇が始まれば、それだけで、その反転下落は始まる。GSRは48.32と此れも反発の様子。

続きはこちら

UPDATE 2010.12.13

このほど東京国税局はアメリカの不動産を活用した節税に対し、約5億円の申告漏れを摘発した。対象者は約10人程だが、プロスポーツ選手や有名経営者が名を連ねている。

摘発された節税方法とは、いたってシンプルである。日本でよく「アパートを建てて節税」というセミナーやセールスが、積水ハウスやパナホームなど住宅建築会社に見かけられる。賃貸用の不動産を所有していると不動産所得が発生し、毎年確定申告しなければならない。

  続きはこちら

UPDATE 2010.12.10

UPDATE 2010.12.10

 

アメリカで1979年に革命が起きた(前半)

連邦準備制度(Fed)が設立される前のアメリカ経済は、慢性的に貨幣供給の伸び率が実体経済の成長についていけない状態、つまりデフレだった。1776年に勃発したイギリスに対する独立戦争から、フランス大革命、そしてヨーロッパ大陸をおおったナポレオン戦争と、アメリカ独立前後の経済環境はきびしかった。だが、ヨーロッパの混乱がほぼ終息した1820年代以降は、アメリカ経済は急速な成長を始めた。

続きはこちら

UPDATE 2010.12.09

久しぶりにボブと話す。バンクーバーは10度で曇り。ハイ、タミーと懐かしい声。東京は快晴で7度くらいか?少し早いクリスマスデイナーを今日から始めるとの事。忘年会のお誘いも少なくなったな。NYに住んでいた友人にクリスマスは如何過すの、と聞くと。うちはユダヤ教だからお祝いは無いよと。そうかキリスト教徒でもないのにお祝い、お祭りをするのは日本人だけらしい。そういえば、キリストの磔刑の写真と戦国時代の日本の其れが良く似ている。どうして?何故、そんなものなのかね、磔刑とは。

  続きはこちら

UPDATE 2010.12.08

朝日が道路に光り、プードルがコートを来て散歩している。雨だったのだ?朝が来た、壊れた傘が風にゆれ、学生達は手袋をしている。ブルッ、コートがほしい朝。12月から塩5グラム増量、梅干2個にした。寒さ対策ではなく弱気対策。体が冷えると弱気になる、根性とか情熱は精神力ではなく、食事にありと、受験の子供達に食の大切さ、自分を労わる心の運用法を説いている。弱気になれば塩を取れ、梅干を2個食べろ。そう、今日は僕も自分を支える為に梅干を取り、体を温める。気分は温泉、朝日は眩しい、その光の向こうに、10年前の顔にしませんかと広告が。

  続きはこちら

UPDATE 2010.12.07

 

欧州の金融事情は最大級の深刻さ。先日フランス中央銀行の総裁が日経新聞インタビューに答えた内容を読めば読むほど楽観論しかない。少しでも悲観を言えば市場は動揺すると言う、故に楽観論の塊。裏を返せば悲惨な市場の状況が現実としてある事になる。ドイツが危うい?そんな記事は今まで見たことが無いが、先週から英国の危機からドイツの危機と言い始めた市場のすずめたち。判断材料が無いと言うボブからは近々、爆弾が出ると言う事だろう。長期的な分析では商品や金、銀、株式市場にも買われ過ぎ、つまり暴落サインが出ているのだ。

続きはこちら

UPDATE 2010.12.06

 

ボブとの付き合いも長くなるが、判断材料が出ないので判断できない?と言うレポートは初めてのことだ。それ程相場は異常な状況と言う事だろう。僕もこんな相場初めてだが、生きる現実、市場の現実とはこんな物?30年市場を眺めてきて、初めての経験かもしれない。が、しかし市場は行き過ぎている。特に銀。銀が落ちなければその他の市場の変化も読めない。銀オプションに絡む売り買いショートスクイズと言われている。案外この銀の相場の向こうには大きな事件が絡んでいるかも知れない。

続きはこちら

UPDATE 2010.12.03

 

高齢化と肥満、ほんとうにこわいのはどっち?(後半)

続きはこちら

UPDATE 2010.12.03

 

高齢化と肥満、ほんとうにこわいのはどっち?(前半)

先週号に掲載した最後のグラフをじっくり検討していただいた読者のみなさんは、日本社会がいかに急速に高齢化していくかについて、十分ご理解いただいていることだろう。1990年代まではトップグループの一角を占めるにすぎなかった日本の高齢化人口比率(65歳以上の人口を全人口で割った比率)は、2000年の17.4%から2005年には20.2%と20%台に乗せて僅差で首位となり、その後は2010年に23.1%、20年に29.3%、30年に31.8%、40年に36.5%、そして2050年には39.6%と、ぶっちぎりで高齢化レースの首位を独走しつづけることになる。

続きはこちら

UPDATE 2010.12.02

恐慌指数は21.36と-9.26%も下落した、目を疑う。ダウは250ポイントの上昇、下落ではないのかと何度も見るが?実際近々、このくらいの下落幅を予定していた僕は驚き、戸惑う。GSRを見れば48で納得。いまだ定まらないのか、NY株トレンド?否とよ、トレンドはドル、DXが11月5日に底をうち上昇に転じたことで決まりは決まりなのだが...上昇した株価はこの数倍の規模で急落すると信じている。時代の方向は株価下落。と独り言、僕なりに確認しながら正面を見るとチンシャオハンのリトグラフ。

  続きはこちら

UPDATE 2010.12.01

 

恐慌指数は9.34%上昇して23.54か?と書いたところで、動き始めた新幹線が急にストップ。自動停止装置が作動と言うアナウンス。閉まった新幹線のドアにお爺さんが近寄り、開けゴマ。開きません、離れて下さいの絶叫と同時に止まる。飛ばされずに済んで良かったね。世界の株価は下に急落の様相だが... これにも飛ばされないように。新聞の一面は神戸製鋼が米国に400億円掛けて新工場。低燃料車用鋼板の増産、50%とある。日本企業がこのような投資をする時が市場の転換点となることが多い。車、鉄の曲がり角が見えるかな?

続きはこちら
  前の月へ 12 次の月へ  
2010
  SUN MON TUE WED THU FRI SAT  
  1 2 3 4
  5 6 7 8 9 10 11
  12 13 14 15 16 17 18
  19 20 21 22 23 24 25
  26 27 28 29 30 31
最新の記事
バックナンバー

2024年3月

2024年2月

2024年1月

2023年12月

2023年11月

2023年10月

2023年9月

2023年8月

2023年7月

2023年6月

2023年5月

2023年4月

2023年3月

2023年2月

2023年1月

2022年12月

2022年11月

2022年10月

2022年9月

2022年8月

2022年7月

2022年6月

2022年5月

2022年4月

2022年3月

2022年2月

2022年1月

2021年12月

2021年11月

2021年10月

2021年9月

2021年8月

2021年7月

2021年6月

2021年5月

2021年4月

2021年3月

2021年2月

2021年1月

2020年12月

2020年11月

2020年10月

2020年9月

2020年8月

2020年7月

2020年6月

2020年5月

2020年4月

2020年3月

2020年2月

2020年1月

2019年12月

2019年11月

2019年10月

2019年9月

2019年8月

2019年7月

2019年6月

2019年5月

2019年4月

2019年3月

2019年2月

2019年1月

2018年12月

2018年11月

2018年10月

2018年9月

2018年8月

2018年7月

2018年6月

2018年5月

2018年4月

2018年3月

2018年2月

2018年1月

2017年12月

2017年11月

2017年10月

2017年9月

2017年8月

2017年7月

2017年6月

2017年5月

2017年4月

2017年3月

2017年2月

2017年1月

2016年12月

2016年11月

2016年10月

2016年9月

2016年8月

2016年7月

2016年6月

2016年5月

2016年4月

2016年3月

2016年2月

2016年1月

2015年12月

2015年11月

2015年10月

2015年9月

2015年8月

2015年7月

2015年6月

2015年5月

2015年4月

2015年3月

2015年2月

2015年1月

2014年12月

2014年11月

2014年10月

2014年9月

2014年8月

2014年7月

2014年6月

2014年5月

2014年4月

2014年3月

2014年2月

2014年1月

2013年12月

2013年11月

2013年10月

2013年9月

2013年8月

2013年7月

2013年6月

2013年5月

2013年4月

2013年3月

2013年2月

2013年1月

2012年12月

2012年11月

2012年10月

2012年9月

2012年8月

2012年7月

2012年6月

2012年5月

2012年4月

2012年3月

2012年2月

2012年1月

2011年12月

2011年11月

2011年10月

2011年9月

2011年8月

2011年7月

2011年6月

2011年5月

2011年4月

2011年3月

2011年2月

2011年1月

2010年12月

2010年11月

2010年10月

2010年9月

2010年8月

2010年7月

2010年6月

2010年5月

2010年4月

2010年3月

2010年2月

2010年1月

2009年12月

2009年11月

2009年10月

2009年9月

2009年8月

2009年7月

2009年6月

2009年5月

2009年4月

2009年3月

2009年2月

2009年1月

2008年12月

2008年11月

2008年10月

2008年9月

2008年8月

2008年7月

2008年6月

2008年5月

2008年4月

2008年3月

2008年2月

2008年1月

2007年12月

2007年11月

2007年10月

2007年9月

2007年8月

2007年7月

2007年6月

2007年5月

2007年4月

2007年3月

2007年2月

2007年1月

2006年12月

2006年11月

2006年10月

2006年9月

2006年8月

2006年7月

2006年6月