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2010年01月

経済・税金

UPDATE 2010.01.29

華子さんからメールが届く。今レッドレイクの北にいるとのこと。外はマイナス27度。資金調達も無事済み、2月以降の探鉱準備の打ち合わせ、現場での会議。彼女の本命の鉱区は湖の下、その湖が完全に凍り氷点下40度位になれば、凍った湖上からボーリングできる。

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UPDATE 2010.01.29

 

中心国はインフレで赤字、辺境国はデフレで黒字の不思議

さて思いがけず長いこと内田樹の『日本辺境論』(2009年、新潮新書)に付き合ってしまったが、話を現下の世界経済・金融情勢に戻そう。華やかな知的エリートたちが国民経済を牛耳っている文明の中心国では、もちろん政治・外交・社会・文化・高等教育といった分野も多士済々の論客ぞろいだから、国際的な存在感は強烈だ。

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UPDATE 2010.01.28

民主党の税制改正は、どうも資産家にとって頭痛の種になりそうだ。第1弾として「小規模宅地等の課税価格の計算の特例」というのが見直された。これは、親が住んでいた住宅を子が相続した時に、同居の子であれば敷地の240平米までは80%減額、同居でない子が相続し、そこに住めば200平米まで50%減額という特例である。これは20年前のバブル時にあまりにも高い路線価に、相続税が払えず、自宅を売らざるを得なかった状況を救うためにできた税法である。その後、路線価が下がったにもかかわらず、そのまま存置していたが、ここにきて、どうやら資産家でない官僚が民主党の税制調査会に囁いたらしい。

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UPDATE 2010.01.28

 

株価の上昇時、それに付随する指数が下落する事をダイバージェンスと呼ぶ。このチャートはS&P500を用いたものだ。簡単に言えば、株価上昇時には赤い線のように構成銘柄の90%が上昇していたが、現在40%付近まで下落している。

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UPDATE 2010.01.27

 

24日、日曜日の新聞のチラシに不動産の運用物件が紹介してある。11%板橋、10%三田、7%世田谷と凄い利回りが出てきた。20年前不動産投資のために全国を行脚した事を思い出す。あのころ旭川では実に17%という投資物件があった。鹿児島で8%、福岡で7%、都内では6%ぐらいだっただろうか。

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UPDATE 2010.01.26

 

2010年度のバンクーバー鉱業コンファレンスが、1月17−18日に開催されました。(2010 Vancouver Resource Investment Conference)
一般的にケンブリッジハウスと呼ばれるコンファレンスです。http://www.cambridgehouse.ca/

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UPDATE 2010.01.25

 

ペンタゴン分析では、金は2月4週が変化日と言う。1060ドルの底値からどう動くのか?更なる調整にはいるのか、足固めして上昇にはいるのか?今しがたNY株、金、DXの分析が届いた。信頼するボブたちのレポートには下がりすぎた株、金はしばし下落のお休み、上昇に転じると。DXの上昇もお休み、しばし下落で調整とのこと。GSRのチャートを眺めれば、成程、上昇に転じている。基本は市場の南進、しかし先週の急激なる下落で各市場ともその下落トレンドはしばしお休み。多少の上昇。

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UPDATE 2010.01.25

先週金曜日までに5行の中小金融機関がシャットダウンされた。フロリダ、ミズーリー、ニューメキシコ、ワシントン、オレゴン。今年に入り9行の破綻、これは140行の昨年の破綻の勢いを凌駕する。不動産価格が上昇しないと金融恐慌は止まらないよ。株価、商品の熱狂も収束の様子。株価の反転、商品市場の反転下落はカナダドルを弱くしている。CRB商品指数294が274まで落ちる。97.8だったカナダドルは95まで調整。資源通貨カナダドルは商品の上昇時に上昇、下落に下落するサイン通貨。

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UPDATE 2010.01.22

 

単一の二重言語に「縛られた」文化のすばらしさ

先週書ききれなかった内田樹の『日本辺境論』(2009年、新潮新書)批判の続きである。経済とか国際金融とかに関心が集中している方には、ちょっと迂遠な切り口で書き始めることになるが、最後にはちゃんと日本社会の最大の謎と言っても過言ではない「なぜ日本の知識人たちの代表選手が運用している機関投資家のパフォーマンスは惨憺たるものなのに、日本の個人投資家は舌をまくほど運用がうまいのか」という大問題にけっこう説得力のある答えを出して、来週執筆予定のこのシリーズ最終回につなげるので、あまり文化とか教育とかには興味がない方もしばらくお付き合いいただきたい。

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UPDATE 2010.01.21

外資系証券を卒業した僕の先輩たちは自己資金の運用が日々の仕事。昨日も数十億運用するG先輩に会う。昨年はやられたよ、おかしい市場だよ、誰が操作しているのかと?突然、話題は変わる。

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UPDATE 2010.01.20

 

07年10月末、世界の株式市場の時価総額は63兆ドル。それが09年2月末28兆ドル、そして09年12月末に46兆ドルまで回復した。上海市場の株価チャートを眺めれば昨年夏より大きな弧を作り下落体制と見える。世界の株式市場も似たり寄ったりの大きな弧。日本も調整を示すトレンドが出て来そう。下記に紹介するにボブのテクニカルチャート分析を参考にして貰いたい。市場はようやく転換点に差しかかるようだ。金は、一方上昇トレンド入りか?

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UPDATE 2010.01.19

 

先週の金曜日、イリノイ、ユタ、ミネソタの中小銀行が破綻した。今年に入り4行目の破綻。昨年140行だった金融機関の破綻以上のスピードで米国中小銀行は破綻している。金融恐慌の足取りは確実に迫り、大きな銀行の破綻が近い事を予兆しているようだ。

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UPDATE 2010.01.18

変な市場だ。過去17回の月曜のうち15回が上昇していると言う。先週も引けの下げ始めたS&Pの先物に10億ドルの買い物。誰が何のために、このような状況を形成しているのか。米国年金によるものとか?バーナンキがFRB議長に就任する日まで下げさせないと言う噂が聞こえる。昨年3度の急上昇でまともな市場参加者は損を抱える。アジアで最も運用成績のいいファンドですらこの市場に手を焼いているとTEL、どう思う?操作も市場の一部。しかしどうもNY市場は疲れ始めたかな。

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UPDATE 2010.01.18

保険会社や金融機関が相続税対策の商品として唯一自慢できた「定期金」。1億円の定期金を贈与しても、それが10年超の年金として受け取るのであれば、評価額は半分の5,000万円が課税対象となる。16年超であれば、4,000万円となり、預金で残して亡くなるよりは、はるかに相続人に喜ばれている。

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UPDATE 2010.01.15

 

辺境で結構、新しい文明は文化果つるところに勃興する

内田樹の『日本辺境論』(2009年、新潮新書)が快調にベストセラーリストの上位を突っ走っている。一読していただければ、今まで内田樹が書いてきた本に比べてずい分明るい内容になっていると驚かれるだろう。もちろん、本を売ることのじょうずな人だから、要所、要所に悲観論をちりばめて、日本の知識人受けするように工夫はしている。だが、この本の論旨でいちばん重要だし、目新しいところは「辺境だからこその利点もあるのだから、その利点をなくさないように気をつけよう」という明るく積極的な主張だ。

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UPDATE 2010.01.15

 

2010年初便りをさせていただきます。

ゴールドキャニオン社もお陰さまで1年以上かけて行ってきたスプリングポールのリモデリングの調査結果がまとまり、1月11日、月曜日に長期探鉱計画の輪郭を発表いたしました。

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UPDATE 2010.01.14

国税庁は最近、相続税申告において、海外資産関連事案の調査を頻繁に行い、1年間で調査件数は475件、うち377件(80%)で申告漏れが見つかった。1件あたりの課税価格で申告漏れは何と9,362万円。1件当たり約1億円もあがれば、海外に職員を派遣しても十分にペイする。これからも多くなることが予想される。

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UPDATE 2010.01.14

先週に引続き、ボブホイ氏の「時代の転換点」の掲載を通常より1日早い本日(14日)を予定しているため、今週の増田悦佐氏のコラムの掲載は15日金曜夜か翌日土曜朝の変更となります。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

UPDATE 2010.01.14

 

青の2005年が74%、緑の2007年が57%。赤の2009年8月から現在進行中の金価格が30%の上昇である。2005年5月31日、07年6月27日、09年8月17日をそれぞれの起点とすれば上記したパフォーマンスになる。現在進行中の金価格が必ずしもこのような繰り替えしになるとは言えない。しかし過去のパターンを見ればこの様に動いても可笑しくはない。

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UPDATE 2010.01.13

日本の個人投資家はいまや世界一運用の上手い投資家になっている。過去20年の統計でも。08年10月の2兆円株の買い越し、昨年8月からの株の売り越し等、天晴れな行動。FX市場でも活躍が見える。現在17億ドルのドル売りのポジション。昨夜はそのせいか円は90円台まで上昇。無視できない投資行動である一方、外人投資家は昨年8月より株の買い越しという。

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UPDATE 2010.01.12

シカゴ日経平均先物が10900円になっている。12月以来始めて開いたネット証券の海外情報に驚く。NYダウも40ドル上昇と連日の高値追いだ。円はNYで92円か?金は1151ドルと上昇気流に乗っているが、DXドルの反転が示すように株、商品等は何時反転してもおかしくない。

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UPDATE 2010.01.08

 

デフレはちっともこわくない

過去に何度も世界大恐慌とか世界大不況とかの時期があった。そして、経済がそこまで深刻に悪化した場合には例外なくデフレになっていた。だから、「金融の世界でいちばんこわいのは、デフレが蔓延することだ」という議論は受け入れられやすい。とくに、第二次大戦後、いわゆるケインズ経済学的な総需要管理というものが一見成功していたかのような時代が50〜60年も続いた。その間、もう少し正確に言えば、2008年のリーマン・ブラザーズの破たんまでは、1990年代半ば以降の日本をほぼ唯一の例外として、先進国でデフレ状態が蔓延することはなかった。

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UPDATE 2010.01.08

 

1月3日チャートワークスによれば金の上昇の次なるテクニカルな目標は1600ドルから2050ドルと成る。

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UPDATE 2010.01.07

毎週金曜午後にアドバンスにてお届けしているボブホイ氏の「時代の転換点」が木曜(1月7日)の掲載となったため、今週の増田悦佐氏のコラムは8日の金曜夜か土曜朝の掲載を予定しております。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

UPDATE 2010.01.07

7時から会社に来ているのに、書く時間がない。9時からのインタビューは楽しく、深く日本の金鉱山業を知る事が出来た。鉱業新聞と言う業界人だけが読む新聞の編集長はなんと20年来の牛の宮会員のお兄さんだった。弟さんの名前、光のことですか?から始まるインタビューは身内のような雰囲気。米国鉱山の様子やこれからの戦略を語ると大きくうなずきながらいろいろ教えてくれる。仙台の金鉱山のこと、菱刈の隣の鉱区権のこと、兵庫にある金鉱山の事等、本当に業界の事、人、金鉱床の話が次から次に出てくる。

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UPDATE 2010.01.06

 

原油が82ドル、銅も年末に新高値、砂糖の新高値と市場は上昇している。テッドスプレッドは近年来の最低と各市場の上昇を応援するかのように縮小している。金利差の拡大が始まらないと方向転換は難しい。そして銅が年間153%、錫が152%、亜鉛120%と急上昇の市場。DXドル指数が反転上昇を始めたが、まだどの市場も反応せずか?銅が一年で150%以上上昇すると翌年は暴落するという面白いチャートに出会う。銅が引っ張る市場の方向性は次のトレンドを示唆しているようだ。

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UPDATE 2010.01.05

13時10分名古屋発で東京に向かう新幹線車中。円は92円台で株は10700円と上昇か。NY株も150ドル上昇と勢いが止まらない。DX指数は上昇するがまだ市場は強気の支配。やがて市場は転換する、そうとしか言えない環境。

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UPDATE 2010.01.05

牛之宮の皆さん、あけましておめでとうございます。

さて、昨年暮れ、22日夜に「民主党・平成22年度税制改正大綱」が決まった。随分と待たされたが、その夜にその大綱を読み始め、ふと気が付いたのだが、ページがふっていない。A4版にぎっしり文字が書き込まれているのだ。例年(自民党)だと何ページあると見ただけでボリュームが量られたが・・・。仕方がないので自分で1から書き込んだが、何と107枚あった。2日間かけて1字1句読み通した。そして1月4日に「こう変わる、平成22年度の税制改正」の原稿を書き上げた(2月初旬発行予定/実務出版)。たぶん168ページの本になるだろう。

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UPDATE 2010.01.04

 

ジパングの取引が始まる。日本初の金鉱山株。3日の日経新聞にジパングの株価を見つけた僕には、2010年が日本の歴史に残る金の時代の始まりと確信に満ちた。これから始まる約15年余の金の時代、つまりデフレの時代。その向こうに日本の時代がありインフレの時代に変化して行く筈だ。

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UPDATE 2010.01.02

 

2010年の初日の出に日本時代を祈りました。

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