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2009年09月

経済・税金

UPDATE 2009.09.30

 

日経平均、円ドル、円ユーロのチャート分析も始める事にした。その最新の分析を紹介しよう。そして11月1日ボブの来日、新著の出版記念の講演会を東京、大阪で開催する、詳しくは明日。新著の内容は、恐慌で儲けるコンセプト。ボブのチャートワークス過去3年の検証と解説が中心となる。昨年の暴落を日時指定、値幅指定で透視した彼の作品集。何度かのゲラ赤入れ中に益々感動した。時代を透視できるのだ、市場をここまで読めるのか、人間の磨かれた才能に驚嘆しこれからの時代の読み方を学ぶ。時代は本格的恐慌本番に突入。昨日書いたように米銀の状況は芳しくない。日本も亀井モラトリアムが出れば本格的な淘汰が始まる。

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UPDATE 2009.09.29

 

95

先週19番目の銀行破綻がジョージア州で起きた。今年に入り全米で95行目の破綻である。なぜジョージア州でこんなに破綻するのか。それは不動産の値下がりによる不良債権の増加である。フロリダ、カリフォルニア、フェニックス、50%以上の不動産価格下落は中小銀行経営を追い込んでいる。不動産価格の下落は遅延債権の利払い回復率の低下からも読める。やはり株価の上昇に舞い、熱狂の6ヶ月は終わろうとしている。

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UPDATE 2009.09.28

 

アウトサイドリバーサルは各市場に出た。時にテッドスプレッドと言うライボとTビルの金利差の反転は市場の変化の正確な予兆、暴落が近い事を示している。10月から日本株、円ドルのロス・クラークのテクニカル分析が始まる。その練習と言うかロスの日経平均に関するレポートを添付しよう。ボンドワークスも英文だが毎週火曜日に送付できるようにしたい。この恐慌の突入の瞬間、歴史的タイミング、昨年の暴落を透視した天才たちは現在の市場を如何見るのか実況中継しよう。僕もアウトサイドリバーサルが先週起きれば、全市場は南へとの勘が働く。勘は当たっていたようだ。

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UPDATE 2009.09.25

 

昨日、三河安城に行く。何年ぶりだろう。トヨタ本社をソロモンブラザーズのトム・ストラウス社長とジョン・グットフレンド会長と僕のボスと訪ねて以来だろう。豊田章一郎氏への表敬訪問だった。1兆円の取引。証券マンとして大金星の章一郎さんの名刺は久しく額に入れて飾っていた。

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UPDATE 2009.09.25

バクチ打ち体質と猟官型民主主義が重なると、どんなことが起きるか?

やっと「大きすぎて潰せない」という非論理的な「論理」の支配するアメリカの金融業界がいかに腐敗堕落した業界になっていたかという本題について話ができる。

まず、先週の結論をおさらいしておこう。いちばん問題なのは、自分が経営している(勤めている)金融機関が「大きすぎて潰せない」企業だと分かっていたら、大バクチを打ちつづけることは、非常に経済的合理性に富んだ行動になってしまうという点だ。「勝ったら儲けは自社(自分)のもの、負けたら損は国民全体で負担してもらうもの」というルールで動くとしたら、なるべく勝ちも負けも大きな数字になるように賭け金を積むのは、これ以上ないほど合理的で合目的的な行動様式だ。

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UPDATE 2009.09.24

先日、ホテルオークラで久しぶりに松藤氏と朝食ミーティングをした。いつもながら氏の世界観の見識には脱帽するが、「奥村先生のブログで民主党の税制については、非常な数のアクセスがありますよ」というおだてに乗って、LAにいる私は今回、その第4弾を書くことになった。

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UPDATE 2009.09.24

 

最後の将軍の別荘を移築した今様の別荘から海を見ている。150年程前、米国では南北戦争の頃に銅が暴落し、英国では蒸気機関、鉄道の夢が始まる頃だった。世界最高の富と権力をもった将軍は自ら大政奉還し日本を植民地にせずに去った。

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UPDATE 2009.09.18

テクニカルな分析では今日18日から21日がNYダウの転換日と成る。(詳しくはチャートワークスにて。)

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UPDATE 2009.09.18

金融機関のしごとは高給取りにしかできないものか?

さて本題の金融機関の話だ。「大手企業のCEO一般については、しごとの中身に比べてべら棒に高い報酬を取りすぎているとしても、金融機関はロケット工学や微分方程式が分からないと理解できないような高度な知的能力を必要とするしごとをしているのだから、高給取りがぞろぞろいるのもしかたがない」と思っている人が多い。

とんでもない買いかぶりだ。金融機関でもいちばん効率よく儲かるしごとには、ロケット工学も微分方程式もまったく関係ない。もちろん、そういう効率よく儲かる部署にたどり着くまでの社内の出世競争では、ある程度の「知的」能力は必要とな。だが、それは抜け目なさとか、こすっからさとか、他人の弱みをかぎつける嗅覚といったたぐいの能力で、あんまり大学や大学院で教えてくれるタイプの知的能力ではない。

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UPDATE 2009.09.17

 

インスティテューショナル・アドバイザーズ
特別レポート
ボブ・ホイ
2009年9月6日

翻訳: 増田 悦佐

以下に紹介する論文は、アメリカ航空宇宙局(NASA)のホームページwww.Science@nasa.comに2009年9月3日付で掲載されたもので、アリゾナ州の国立太陽系観察所のリビングストンとペンによる調査の最新版である。

「この論文は、太陽系物理学者たちのあいだで、センセーションを巻き起こした」
NASAの太陽黒点スペシャリスト、デビッド・ハサウェイ

太陽黒点は消滅しつつあるのか?

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UPDATE 2009.09.17

 

地球温暖化のヒステリーな話が原油、ウラン等のエネルギー資源を長期的に高騰させる。たぶんエリックはこのゴアの話を信じているのだろう。地球は温暖化しているか?相場の上げ下げと同じ位難しい。先週東大の大学院の先生とこの辺のお話をすると結論はパラメーターの取り方で如何にでも説明できるのだと。つまり学者の直感的イメージをデータを用い分析する。その分析のパラメーターの取り方で実は寒冷化とも説明できる。しかし温暖化でしょうと先生。同じだ、資本市場を見る目と直感的分析手法のデータ分析は常に自分の考えの方向に結論したがるものだ。

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UPDATE 2009.09.16

キャリートレードとは金利の安いドル(通貨)を借りて他通貨に投資する。あるいはドル(同じ通貨)のハイイールド債券(高金利債券)に投資することを言う。その残高が円を抜いて最大に成った。そんな記事が今日のFTに書いてある。ドル金利が円や他通貨より安いからだ。その安いドルを借りて投資する取引が増大しているので、ドル安になるとの記事。円キャリーが騒がれた昨年から光景は変わり、いつの間にかドルですか?ドル高の始まりはこんな記事から推察できる。市場の90%はドル弱気。

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UPDATE 2009.09.15

 

このブログを書き始めたきっかけは、GSRという感動的なサインを手に入れたことからだった。これで時代を読める、そんな確信が沸いた。そう、時間の中に自分の人生が在る。時間こそが自分の夢を形成する。明日何が起きるのか。これが解ればロスチャイルドにもロックフェラーにもなれる、そんな色気。

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UPDATE 2009.09.14

相続税・贈与税はどうなるのか。日本は相続税・贈与税は遺産取得課税方式である。つまり相続人が遺産を取得した時点で課税、取得した時点で法定相続したとして課税するのである。その相続人の各人の税額の合計額が相続税の総額であり、実際に取得した遺産額によって按分計算することになる。したがって、兄弟姉妹間でどう遺産を分割しようと、納める相続税の総額は同じであるが、相続人が多いほど一人当たりの法定相続分が少なくなり、累進課税である相続税額は、同じ遺産額を残しても少なくなる。

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UPDATE 2009.09.14

 

後10日以内で全市場暴落の可能性大。何で?金価格の急上昇は実は大変なリスクである。銀の上昇、同時にメタルや商品がこのところ急上昇中なのだ。短期的に何処まで上昇するか分からない。が急落に注意しながら出口に立ちたい。

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UPDATE 2009.09.11

 

シリーズその1 アメリカのCEOの報酬はなぜあんなに高いのか?

日本では総選挙で民主党が大勝した直後の週末にロンドンで行われたG20財務相会議は、金融機関従業員の報酬制限が焦点となるというもっぱらの前評判だった。だが、フタをあけてみると、まさに大山鳴動してネズミ一匹。結局、いちばん熱心だと言われていたEU側の財務相も「もし自国だけ先行してきびしい報酬制限をしたために、優秀な人材がアメリカやイギリスに流出してしまったら元も子もない」という腰の引けた状態で、結局何ひとつ具体策は決めずに散会した。

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UPDATE 2009.09.10

 

レッドレイクから飛行機で1時間のゴールドキャンプにいる。金の探鉱を継続20年。珍しい山だ。静かな湖の下に高品位鉱が在るという。冬は冷下30度。交通は水上飛行機のみ。だから水面が総て凍る1月からと、水面が水の間の9月中迄行き来できる。世界最高品位のレッドレイク金鉱山は明日訪問する。

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UPDATE 2009.09.09

 

きれいに晴れた空、海は静かに揺れ北極に飛ぶ飛行機が朝早くから飛び立つ。その水上飛行機の爆音がときに聞こえる。金が1000ドルを行きかう市場。ロス・クラークのレポートに詳しいが50%ルールが起きても可笑しくない情況らしい。さらなる上昇は金の上昇を支える50%から70%の調整が高いと言う。同時にシルバーの上昇、銅の上昇、原油の上昇も見られる。これらの同時の上昇、GSRの変化は2週間から10日の後に常に大きな変化をもたらすのである。 
 
 

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UPDATE 2009.09.09

個人の所得税については高額所得者に対する課税強化を打ち出す。まず、低所得者から高所得者に共通の所得控除(扶養者控除や配偶者控除など)を整理する。例えば子育ての扶養控除は38万円だが、高所得者は結果として10万円を超える減税になるのに対して、低所得者は2万円にもならない。したがって、人的控除については「控除から手当へ」の転換を進め、「配偶者控除」「扶養控除」から「子ども手当」へ転換。

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UPDATE 2009.09.08

6日夕方、ボブは元気にやって来た。本当に元気。日本に行くよ。11月上旬が良いな。と言う事で出版記念をかねたボブの講演と日本行きに乾杯。ところで金と銀が同時に上昇しGSRが下落したよ。それは2006年4月19日と同じかと僕は質問。そうだ、2週間程で総て上昇し暴落するかも?今ロスがその辺の分析をしているが、それにしても面白い時代だ。GSRが61まで低下した、70近くまで上昇していたのに。何か指標になるものを持たないと金価格だけでは市場の本質は分からないね。

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UPDATE 2009.09.08

圧倒的多数で勝利した民主党。長い間、自民党は税制調査会で翌年度の税制を作り上げてきたが、民主党は法案決定過程でそういうのは不透明だとして政府税制調査会、与党税制調査会、それに経済財政諮問会議を全て廃止する。そして、財務大臣の下に民主党議員を委員とする新政府税制調査会を発足させ、あるべき税制を審議してゆくとしている。

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UPDATE 2009.09.07

予定通り金は動き始めた。今回の金上昇はもう960ドル以下には下がらないほどの上昇気流に乗る。継続して上昇する金。それは金融破綻の遠因。レンジは100から1200ドルと言うのがこれからの方向性であろう。

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UPDATE 2009.09.04

近代市場経済が成立してからの覇権国家、オランダ、イギリス、アメリカを眺め渡すと、共通する特徴がひとつ浮かび上がってくる。それは、圧倒的多数の国民が母語とする言語が比較的均質な(つまり、あまり方言がきつくない)単一言語だったという事実だ。

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UPDATE 2009.09.03

市場のセンチメントの変化は早い。後数日下げればトレンド変化のときと市場は騒ぎ始めるだろう。今日のボブのチャートワークスで銀行株の再分析が出ている。基本は銀行株の下落が市場を引っ張る、その銀行株は売りサイン。一年前のブログを読み返しこの歴史的事件の激しさを噛み締める。

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UPDATE 2009.09.02

米国住宅ローンの遅延債権の復帰率が激減している。プライムローンの遅延復帰率は2000年から2006年の45%に比べ2006年以降は6.6%。信用度の低いサブプライムローンはそれぞれ19.4%から5.56%に減。オルトA債権は30%から4.3%と激減である。住宅ローンの支払停止は遅延債になり、再び利払いを再開する復帰率の低下は住宅価格の下落と読む債務者の増加であろう。住宅ローン債権の残高より住宅価格の下落が大きい。だから金利支払いをやめて住宅を放棄する動きである。

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UPDATE 2009.09.01

 

1929年11月13日の安値と今年3月6日のNY株の安値を重ねるとどうなるか。224営業日目、09年10月16日、そして1930年の6月25日の安値は最安値と近くなっている。その延長線932営業日目、つまり2011年9月24日、それは1932年の6月2日、1929年からの恐慌時に一番下げた時である。1929年の株価下落と今年の安値を重ねてみる、もし同じパターンの下落であればこれからが下げの本番だ。

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