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2009年10月

経済・税金

UPDATE 2009.10.30

ヨーロッパ人の法治主義は、ありがたがるほどのものか

【お断り】前回および今回の内容は、かなり残酷な描写をふくみます。気の弱い方、お食事中の方は気分を悪くされるかもしれませんので、ご注意ください。

きのうブルゴスの市に 用意周到に手筈をととのえ
印判もおもおもしく 王の命令書が伝達された
——ミオ・シード・ルーイ・ディーアスに 宿を貸すことまかりならぬ。
万が一禁を犯す者あらば 財産は没収され
そのうえ目の玉を くりぬかれるのみならず
命も魂も失うであろう この命令をしかと心得よ——と。

中世スペイン英雄叙事詩の最高峰と言われる『エル・シードの歌』の一節

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UPDATE 2009.10.30

 

GSRが上昇への転換、ハイイールド債に下降へのアウトサイドリバーサルのサイン。銅にリバーサルのサインと市場は下降への最終調整。25日の銅、27日の米ドル指数とゴールドのチャートワークスは傑作である。

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UPDATE 2009.10.29

 

1468から1631が次の目標値。先日1060ドルを付けたのに景気のいい話である。金価格は年末までお休み後、上記の目標を追いかける。30ヶ月から36ヶ月の時間。3年先は時代が変わっている。デフレの深刻な恐慌。金融機関の破綻は日常茶飯。金だけが上昇する市場は異様であり異常である。しかし過去150年間で株の上昇と下落は半々。下落もまた正常な姿なのだ。そう言われても?金融の混乱は金の上昇、金と金鉱株の時代が始まる。来年は当たり年。

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UPDATE 2009.10.28

 

時代と相場の方向性を読む。僕のサラリーマン人生はこの訓練の日々だった。毎日、投資家に千夜一夜物語を考え投資家からお金を引っ張り、どう投資させるか?これに尽きた。1兆5000億円の取引は1年ほど僕の成績を見たうえで許可?された。どれ位投資すればいいのですか?1兆円です。凄く大きい取引ですが?自信が有るのです。1000億単位でもいいです。それ以下は野村證券でどうぞ?生意気な証券マンだった。

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UPDATE 2009.10.27

銅の暴落が始まるとのメール。昨日コーン4.9%下落、VIX恐慌指数9.16%上昇とサインは出始める。銅の暴落はこのブログに何度か登場するが、1989年のベルリンの壁崩壊や米国における南北戦争、ロシア革命等の戦争革命をもたらした。

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UPDATE 2009.10.27

 

昨年の暴落以来1929年と1873年のパターンで行けば、今回のリバウンドも5月から6月で終わる見通しだった。残念ながら7月に下落し、9月まで上昇した。また下落し、10月の戻りもかなり大きかった。資源株の上昇は原油の80ドルに象徴される様に予想外の上昇。しかし市場の大きな反転は形成中であり、DXドルの上昇が始まればかなり大きな暴落が継続していく。10月末には暴落も大きいと見えたのだが?トヨタ、自動車株の売り増し。銀行株の売りは開始したい。

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UPDATE 2009.10.26

民主党は先の総選挙で、様々な減税政策を打ち出した。

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UPDATE 2009.10.26

日経平均と円についてスタディ中。講演会では日本のお話しもしてとのメールに対するボブからの返事。それにスモールキャップの金鉱山株についてもお願いしている。これからは本格的金鉱山株投資と金投資が時代の主流となる。それにしても原油の上昇が思わぬ伏兵だった。DXドル指数の下落に伴い原油の季節要件の買いが市場に強気の余韻を残す。円の92円台はやはり本格的ドル上昇の前触れか?チャート分析によるとユーロ売りドル買いが始まりのサイン。

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UPDATE 2009.10.23

ヨーロッパ人の「オリジナリティ志向」は、そんなに立派なことか

【お断り】今回および来週掲載予定の次回では、かなり残酷な描写が出てきます。気の弱い方、お食事中の方は気分を悪くされるかもしれませんので、ご注意ください。

さて、欧米以外の地域で生まれ育った人間にとって、ヨーロッパの偉大さというと一体どんなことを思い浮かべるのだろうか。一つは、近代ヒューマニズムの伝統と人々のあいだに根付いていると言われる人権意識だろう。前回は、このヒューマニズムと人権意識の象徴と考える方も多い「自由・平等・同胞愛(あるいは、友愛)」というフランス革命のスローガンが、とうてい額面どおりに受け取れるシロモノではないことを明らかにした。

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UPDATE 2009.10.22

 

チャートの赤印は安値を指す。2007年11月の安値から2008年3月の安値までの継続期間が15週間(1),2008年3月〜2008年7月が17週間(2)、2008年7月〜2008年11月が18週間(3),2008年11月〜2009年3月が15週間(4)、そして今年の3月から7月が18週間継続し(5)、現在進行形(6)もこれらと近い期間に入っている。

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UPDATE 2009.10.21

 

昨日、東京の大手書店に並ぶ。大阪は昨夕から本日に掛けて店頭。初日店頭の数時間後の初速販売は記録的と出版者の担当氏。待っている人が多いのですね?僕の本の販売特徴は大阪、関西地域で売れる。関西で売れる本は東京で売れるという法則がある。昨日は大阪より帰京後、次の本の企画。恐慌第二弾の暴落の向こうを語るか、金鉱株と金で儲ける、で行くのか論議。どちらでも行けるようにこれからの数週間の時代を眺める事で合意。

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UPDATE 2009.10.20

9時の便で大阪に飛ぶ。前回は台風中、熊本に飛んだ。僕の前後の便は飛ばず、僕の便だけが飛んだ。やはり運が良いとは気持ちがいい。熊本では誰もが飛行機で来たことに信じられないと。僕は運がいい、僕の便は飛ぶと信じているとそうなるから不思議。こんな時代、少し運がよければ良いな。ボブが11月4日、5日に講演する。そして僕とボブとの新著も今日から書店に並ぶ。時代をパターン認識する手法を学び投資の時代の新種の投資法を真似たい。

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UPDATE 2009.10.20

官僚たちは以前から鳩山氏のことをニックネームで「おぼっちゃま」と呼んでいた。それはそうだろう。父威一郎氏は大蔵事務次官を務め、母は石橋正二郎氏の愛娘であったのだから。

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UPDATE 2009.10.19

 

18日の日経朝刊に大卒内定、減少率最大とある。企業内失業が600万人もいる日本で新卒の就職は難しくなるだろう。日本の失業率が10%を目指しているのに株価は順調に再び1万円台。原油は78ドル、金は1060ドルと元気がいい。金を除けば商品やメタルは昨年の高値の50%程でしかないが。昨年は10月7日の日経1万円が12月には7000円に下落した市場。本当に昨年のような暴落は来ないのか。市場は政府の言葉通り改善しているのか?

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UPDATE 2009.10.16

世界最強の欺瞞大国、フランス

今ではもう、すっかり昔話になってしまったが、2008年の春先には東洋・西洋それぞれの中華思想のチャンピオン同士、中国とフランスの仲が険悪になっていた。第二次世界大戦直後の混乱した国際情勢の中でチベットを武力占領した現中国政権がそのままいまだに居座っていて、チベット人に対する政治的、社会的、宗教的迫害弾圧を続けていることに抗議するというのが、突然少数民族の権利を強調しだしたフランス側の言い分だった。最悪の場合は北京オリンピックのボイコットもありうると主張して、国際的に緊張が高まった時期もあった。結局、世界各地で起きた聖火リレーに対する妨害がフランスではとくに多かった程度で、それ以上の国際問題には発展しなかった。

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UPDATE 2009.10.15

 

昨日、みずほの株が5%近く下落した。JAL再建のための債権放棄が銀行株を下落させた。みずほFGは1010億円の投融資が在る。この下落で東京株式市場も下落の始まりと読んでいたが、今日は200円高で寄り付く。史上最大級の熱狂はまだ健在らしい。海外では原油、金、NY株まで最高値。まだお祭りは継続するのか?このお祭りが終われば長い暴落の日々。市場は行きたい方向に行くものだが。

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UPDATE 2009.10.14

久しぶりに綿貫民輔さんに会ってきた。民輔会の会長と副会長という関係で年に何度か訪問し、現状報告という関係だった。昭和39年、東京オリンピックの前後の選挙で当選した民輔なる人物に会いたいと上京、東京に出てきた。学生時代、名前が同じという理由で会いに行く。そして20年前サラリーマンを辞める時から頻繁に会ったものだ。綿貫は14万人いるが民輔は3人と。氏が衆議院議長のときは公邸に民輔ですと顔パスで通った事があった。先生、ご苦労様でした。そして先生は良いときに辞められた。これから大変な時代ですからと持論を話す。

 

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UPDATE 2009.10.13

 

日本の個人投資家は凄い。88円トライ後、実に14億ドルのドル買いに転じている。プロ顔負けの動向である。日本のデェイ・トレイダーは5万人という。彼らが日々の流動性を供給している。FXにおける1人の平均証拠金は15万円。業界で1兆円の預かりがあり日々のFX市場の15%から20%を個人投資家が作っていると言う。5万人が入れ替わり立ち替わりながら実にうまい投資活動をしている。この日本の投資家がどちらを向くかがこれからの市場の動きになるかもしれない。

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UPDATE 2009.10.13

自民党は従来、政府税制調査会、自民党税制調査会を経て新年度税制を成立してきたが、民主党は藤井財務大臣を会長とする税制調査会のみで、新税制を立ち上げることになった。筆者は実は今、太平洋の上空を飛んでいるのだが、来年度税制には、搭乗機JALと同様の不安を抱いている。弱者を救う、低所得者に厚い保護という、本来競争社会であれば当然、強い者、弱い者、勝者、敗者、富裕層、貧乏人が存在するのが当たり前だが、自然の生態系を崩してでもフラットな社会を構築するという。今までの社会主義国でも見なかった世界が創出されようとしている。

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UPDATE 2009.10.09

格差と大英帝国の正当化に挙国一致で当たる老大国、イギリス

アメリカの悲惨な現状については、先週までの4回にわたった連載で一応ご紹介できたと思う。大西洋を渡ってヨーロッパに行ってみよう。さすがに豊かな歴史を誇る国々が目白押しで並んでいる地域だけあって、アメリカにはほとんどなかった「ペテンのかたち」を拝見することができる。立派な言論と、あこぎな自己中心主義のみごとなコントラストが織りなす偽善・欺瞞の数々だ。

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UPDATE 2009.10.08

 

金上昇おめでとう。世界からのメール、電話。金投資について指南して欲しいと。すごいね、金鉱山株を投資始めたいのだが?パリからはヤッター、テレビ局のNY支局長からは次はどうなるのですかと質問。一年前の取材で一緒した時に金の上昇は恐慌の時が一番だと説明したが、忘れたのかな。NY国連総会での鳩山さんの取材で忙殺されたと。金は1032から1072の上昇が限界か?金の上昇より銀の暴落が市場を揺らすよとアドバイス。

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UPDATE 2009.10.08

このほど医療品業界世界ナンバーワンの「ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)」の元日本代表で、長く経済同友会の幹事も務めたMH氏が所得税法違反容疑で東京地検に捕まった。MH氏は米国法人のJ&J、つまり日本法人の親会社からストックオプションで得た1億6,000万円、その税金約8,000万円(所得税、住民税)を脱税した容疑である。

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UPDATE 2009.10.07

 

ロス・クラークからテクニカルチャートが届く。円ドルを考えるのに有効、長期的視野に立つチャートを考える。過去40年間のパターンから今回の急上昇がSARの可能性があることを指摘している。SARとは上昇が止み反転するという意味である。詳しくはアドバンスのチャートワークスにて。なおこれは円ドルのETFを用いた分析であり、親しんでいる円ドルの数字とは多少異なる。為替の分析にはこのような長期のパターン分析が有効であろう。

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UPDATE 2009.10.06

 

円高になるのか円安なのかそれが問題だ?88円を切らなかったので緩やかな円安と見る。南アのランド等はあまり円高に振れていない。DXドル指標の上昇は昨年同様、株の暴落、すべての商品の下落を招く。そのドルDXが上昇すると昨年のように株価は下落し、ドルは上昇。そして円も高くなるのか。昨年の相場動向がよぎる。金は予定通り1000ドルをつけて、しばし短い調整。金生産会社の僕としての気がかりは円の動向だけ。

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UPDATE 2009.10.05

銀が暴落する。ボブのテクニカルレポートには銀の危うさが出ている。銀の暴落はGSRの上昇であり、2〜3週間後に金融危機か大企業の破綻が待っている事を予測している。すべての市場のテクニカル指標は市場が買われすぎ、南に向く事を警告してきたが、やはり10月の暴落は止めようが無いようだ。何故?銀が暴落するから。

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UPDATE 2009.10.02

アメリカのマスコミはなぜ頼りにならないのか?

前のアメリカ財務長官ハンク・ポールソンがAIGを救済し、リーマン・ブラザーズを破たんに追いやったのは、自分の出身母体であるゴールドマン・サックスのために白昼堂々と辻強盗を働いたようなものだと説明した。そこで今回は、皆さんお持ちになるであろう疑問にお答えしよう。

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UPDATE 2009.10.01

 

早いもので今週は10月。昨年の9月17日を発端とするリーマンショックの影は消えたような最近。政治も民主党になり、知らぬ間に時代は大きく変質している。しかしやはりこの10月も昨年のような暴落の季節になる可能性が高い。

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