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2013年03月

経済・税金

UPDATE 2013.03.30

今回がラスト・メッセージになります。どうぞよろしく。

まことに小さな国キプロス。辺境といってもいいでしょう。
キプロス。いったいどこにあるかご存じでしょうか?

ほとんどの日本人は知らないでしょうね。わたし自身は30 年前に地中海を歩き回っていましたので、土地勘はあります。

過去の金融危機を振り返りますと、たいていこういうちっぽけな国のトラブルが発火点になっています。ぼやが大火事になったり、子どもが投げた雪が山を転がって雪崩を引き起こすようなものですね。

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UPDATE 2013.03.29

 

いまだに、「アメリカ経済は完全に回復した。もう、怖いのは連邦準備制度(Fed)が回復の足取りの確かさに安心して、突然これまでの量的緩和政策を絞りこむことだけだ」というような議論をする人が多い。もしほんとうに民間部門だけの力で自律的な回復過程をたどっているものだとすれば、余計なカネをジャブジャブ出しつづけるFedの不健全きわまる政策が絞りこまれることからは、好影響は数々考えられるが、悪影響が出ることなどないはずだ。

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UPDATE 2013.03.28

軽井沢に1500坪の別荘を持つ人がいた。その隣人が昨日のブログに書いた水をかけてくれた女優。その隣が元総理大臣。その別荘氏は日に3度ほどスポーツクラブに来る。朝は大手町の会社まで歩く、3時間で15キロほどを歩く。そして大きなにんにく、軽井沢製を日に2個。夜も散歩で食事は、少しのご飯と野菜だけ。お酒は飲まない。別荘の隣人とは間違い郵便で確認連絡する程度の付き合いとか。

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UPDATE 2013.03.27

 

久し振りにプールを歩く。春の日差しが窓から差し込み、水は揺れる。考えごとをする僕はふと隣を泳ぐ人のバタ足の跳ねる水に我に帰る。少年のような彼女は僕より早く、泳いでいる、練習の凄いこと、何者?多分この人は。あの有名なその人に違いない。降りかかる水、しかし何の関係ない人の泳ぎに見とれながら、人生の?不可思議に酔う。

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UPDATE 2013.03.26

 

●今週の一枚:銅が語る未来予想図

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UPDATE 2013.03.25

正式にはキプロス共和国。トルコの南の東地中海上に位置する小さな島。人口わずか87万人であるがEU加盟国でもある。
今、この小国が金融危機で騒いでいる。EUに対して、キプロスの金融危機回避のため金融支援を要請。そのためキプロス議会は、EUなどからの支援の条件である自前の財源調達策として「連帯基金」設立や銀行の強制再編を行う法案を可決したが、EUはこれではおさまらず、キプロスに100億ユーロ(約1兆2400億円)の支援を行う条件として、何と銀行預金税の創設を要求したのだ。

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UPDATE 2013.03.25

 

今回の売りサインは、ものすごいスケールの売りを示唆している。モーゼがイスラエルの民を率いてエジプトから脱出したときに、紅海が両側に引いて海の真ん中に歩いて渡れる道が出来たような物だ、と。ボブの表現としては大げささだが、それ程大きな売りサインになるという。そのサインは、後数日、先週の状況が継続すれば点滅する。

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UPDATE 2013.03.23

●日本は山紫水明の国なんかじゃなかった!

ようやく3年ぶりに熊本から家内が戻ってきました。『妻、帰る』です。といっても、「亭主に愛想を尽かして家出した」というわけではなく(ホントはそうかもしれませんが)、実は、義兄(弁護士)が熊本の村長と森林組合長から懇願されて、ミネラルウォーター工場をつくってしまったのです。

といっても、本人は本業の弁護士稼業が忙しく、結局、現場を取り仕切る責任者として家内が赴任していた、というわけです。

わたしはといえば、毎月2週間ずつ熊本に滞在して、工場の2階で原稿を書いたり、ちょうど博多で原理原則研究会という勉強会をスタートしましたので、そちらに出かけで講義をしたりと、九州生活をそれなりに満喫できたと思います。

それにしても、首を突っ込んでよくわかりましたが、水ビジネスは大変ですね。

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UPDATE 2013.03.22

 

破綻が明るみに出てきた中国の資源浪費経済

アメリカにグランサム・メイヨ・ヴァンオッタルー(GMO)という老舗の投資顧問会社がある。そのGMOの社主的な存在でもあり、アメリカ投資顧問業界の重鎮でもあるジェレミー・グランサムが、今さらのようにロバート・マルサスの『人口論』そのまんまというプレゼンテーションを発表して、ちょっとした話題になっている。

ようするに17世紀以降、世界の人口は指数級数的に伸びているのに、農業生産は低迷している。だから、遠からぬ将来、人類のうちそうとうの数にのぼる餓死者が出るという、おなじみの悲観論だ。

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UPDATE 2013.03.21

 

20日のあるネット通信の見出しである。危機は金となりつつある。危機はドルでもあるが。昨年今頃の米ドルの危機はどこへやら。ドルは急上昇し危機が起これば、ドル回帰を繰り返している。ドルと金の上昇が見えてきた市場。1,612ドルを越えれば1,720ドルが次のポイント。これを越えるとき欧州危機は、取り付け、銀行に並ぶ人々が現金を手元に金を買うのだろう。危機の時代である。

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UPDATE 2013.03.19

 

●今週の1枚:米国株式の実態

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UPDATE 2013.03.18

NY市場のモーメンタムは先週、熱狂から少し覚め始めた、というデーターが出てきた。株価の暴落はその熱狂の時、一匹の水鳥の羽音で全部の鳥が飛び立つあのようなシーンである。市場の熱狂はNYも東京も行きすぎ、歴史上の一番、二番のとこまで来ている。さて誰が逃げ始めるか、その始まりは今週から、あと2〜3週間でその始まりが見える時間帯である。大熱狂があるから大反動も来る。

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UPDATE 2013.03.16

●「パンとサーカス」のアベノミクス?

「海底からガス産出!」
「メタンハイドレート、世界初の成功」
「メタンハイドレート、初の洋上産出」
「国産資源開発に弾み!」

ここ数日、メタンハイドレートの話題で盛り上がってます。いつものようにおっちょこちょいのテレビ屋はこれで日本は安泰だ、とばかりにアドバルーンを上げております。

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UPDATE 2013.03.15

 

それでもなお、円安という国民窮乏化路線をはやしたてるマスメディア


自国通貨を安くして輸出を振興しようとする貿易政策のことを、他国の同業者からシェアを奪うという意味で「近隣窮乏化政策」と表現することがある。ささいな問題のようだが、この表現はまちがっている。

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UPDATE 2013.03.14

東京銀座と出生地の九州小倉の、いわゆる飲み屋街で数多くのビルを所有する「丸源ビル」。その丸源ビルが20億円を超える所得を隠したとして、東京地検特捜部はこの会社のオーナー社長を逮捕した。

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UPDATE 2013.03.14

 

30歳までに1,000万円の貯金、35歳までで1億円の資産がとりあえずの目標だった。29歳の年の12月、ボーナス1,200万円で目標は達成した。33歳で1億円の年収になる。思えばなるものだ、願えば叶うものだ。高校生で病気した僕は勉強するな、走るな、の生活。当時田中角栄の畏友、国際興業の小佐野健二物語を読み、金持ちになる術を考えた。実行した。そして30歳の目標達成。

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UPDATE 2013.03.13

 

【前回のダウ平均史上最高値との経済環境の差】
——アメリカの主要経済指標、2007年と2013年

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UPDATE 2013.03.12

 

●今週の1枚:米国のいびつな構造

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UPDATE 2013.03.11

昨年2月のドルの底値からの上昇は円で95円レベルに来た。そしてドルDXに上昇サインが出た。が、円は行き過ぎ、調整が、10円以上の円高が来るはずだ?DXドルは16年周期の第4波動、その、かなり大きな上昇のサインである。市場にドル暴落説は消え、米国株は高値追いの日である。だが、DXドルの上昇はその他市場の崩壊のサインである。

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UPDATE 2013.03.09

●この国のかたち

いま、日本を代表する原油のアナリストと共著をまとめています。正真正銘のすごい人で、むかし東洋経済にいたとき、プロデュースを依頼されてからの仲。ということは、20年間のおつきあいということになります。

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UPDATE 2013.03.08

 

イス取りゲーム経済はだれを利するか

円安・インフレに日本経済を誘導するのは、日本国民の大多数にとってマイナスの変化だ。だが、それだけでは足りないとでも言うように、「成長のための規制緩和が重要だ」と主張する連中がいる。その規制緩和提言なるものの大半は、経済全体を経営者や金融機関にとって好都合で、勤労者にとってきついものにすれば、企業利益が拡大して景気が良くなるだろうといったお粗末な内容でしかない。

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UPDATE 2013.03.07

 

【お知らせ】
3月5日掲載「チャートで見る世界の動き」及び3月6日掲載「文明国の人間はゴールドなど買わない」の中にございますチャートを1枚変更いたしております。何卒宜しくお願い致します。


気温が18度になるという天気予報。空港に向かう車のラジオが、NYダウが史上最高値を付けた、株価は6,000ドル台に落ちた2009年から回復したと喜んでいるような声。花粉症で鼻がむずむず、春が来たことを素直に喜べない僕がいる。ハ、ハ、ハクション。15年程前、行きつけのスーパーのレジ係から質問が?こんなに、にがりを買って何をするのですか?花粉症に良いので飲んでいます。

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UPDATE 2013.03.06

 

これは、2012年5月4日、バークシャー・ハサウェイコーポレーションのチャールズ・トーマス・マンガー氏の発言である。

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UPDATE 2013.03.05

 

●今週の1枚:債務額では分からない、日本と英国との違い

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UPDATE 2013.03.04

アメリカ滞在が長引いたので、ブログは一週間休ませてもらった。

ストックオプションとは、会社が自ら発行する株式を自社の取締役や従業員に、あらかじめ定めた安い価格で購入できる権利を与えておいて、その株価が値止ったときに安い価格で買い、即、高い価格で売却して儲けることができる仕組みである。

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UPDATE 2013.03.04

 

様々な問題はまずはデトロイトに始まる。週末ミシガン州の管理下になったデトロイト市は今週中にデオフルトになるという。GMは回復したがデトロイトには実入りはなかった。NY株価は高値に近いが国民の年収は中央値で5,000ドルの低下、フードスタンプの受給者は5,000万人近い。GMは再生され、NY株は高値に、アップル株はバブル崩壊した。

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UPDATE 2013.03.02

●可処分所得が増えない!

アベノミクスのスローガンは「3本の矢」です。すなわち、強力な金融緩和によるデフレと円高からの脱却。つまり、インフレ転換と円安志向。そして財政政策と成長戦略・・・だそうです。

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UPDATE 2013.03.01

 

安倍・麻生・甘利、トリプルA級三バカ大将は往く

安倍政権については、「たとえ経済政策はデタラメだったとしても、外交では毅然として国益を守る政治をしてくれるのではないか」と期待していた人もけっこう多かっただろう。だが、今回の安倍訪米では、すでにTPP交渉への「入り口」段階で、日本側の獲得した「成果」は「聖域を残すことを主張する国は、交渉のテーブルに就くことさえ許さないとは言わない」という言質を引き出しただけで、あとは全面的にアメリカ側の主張を丸呑みさせられただけだった。

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