経済・税金

HOME  >   経済・税金

2015年11月

経済・税金

UPDATE 2015.11.30

今年最大の買収劇、これでファイザーは世界一の製薬会社となる。とメディアは伝えている。しかし法的にはアメリカのファイザーがアイルランドのアラガンを買収するのではなく、現金は一切使わず株式交換の手法で、アラガンがファイザーを吸収するのである。つまり「小」が「大」を飲む。不思議なことに、ファイザーが消滅会社になってアラガンが存続会社になるが、新社名は「ファイザー」、CEOもファイザー、もっと言えば事業本拠もニューヨークである。

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.30

 

なぜ、資本主義は植民地征服・争奪戦争とともに生まれたのか

前回は、戦争と植民地と資本主義が三つ子の兄弟だと言っておきながら、どうもまん中の植民地がどうからんでくるのかが分かりにくい文章になっていた。そこで今回は、市場経済を資本主義に変質させた元凶が、ほかのどんな戦争でもなく植民地征服・争奪戦争だったことを説明しよう。

続きはこちら

UPDATE 2015.11.30

今年も残すところあと一ヶ月、早いな…。2008年11月末、そういえば僕は人生の有頂天の時間を感じていた。株暴落の予測は当たり、本業の株価も数千億億円に膨らんだ。数字とはいえ自分の資産が数千億円とは豪勢なものだった。そして恐慌なるものの存在を感じる日々だった。10月22日までに天井から48%の下落とは、1929年のそれに似ている。時代をさかのぼり、これからの時代を予測、分析していた。さて、次はどうなるのかと…。

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.27

つごうにより今回の掲載は11月29日(日曜日)午後7時前後とさせていただきます。読者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご諒承いただければ幸いです。

 

UPDATE 2015.11.26

戦争、資本主義、植民地経営

増田さんのブログを読んでいると、目が覚める。現実社会とはこんなに凄いものなのかと。外資系にいたので給与の凄さは知っていたが、退職金のそれには気がつかなかった。それにしても最高額が2億3400万ドル(約281億円)の退職金とは凄い。CEO1人当たりの平均値で見ると4930万ドル(約59億円)となり、月額27万7686ドル(約3334万円)が生きている間、毎月支払われるという。どこの世界の話…

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.25

パリのテロ以降NY株が上昇している、株を上げるためのテロなのか。テロなら株は暴落するのが当然だが、あの日以来株価は強い。どうしたのかな、どうなるのかな…だ。増田さんブログでは2014年度の米国でもテロの犠牲者は18人、1970年から2014年のそれは3521人、そして今年初めから9月末までの米国内での銃撃戦の犠牲者は8512人だ。2014年までの犠牲者の90%が911の犠牲者とすれば年間に10人前後がテロによる犠牲者ということになる。

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.24

 

戦争、植民地、資本主義は三つ子の兄弟

当初からこの連載の終盤の山は、資本主義は決して市場経済が健全に発展してでき上がった完成形ではなく、植民地獲得のためにほぼ恒常的に戦時体制を取らされた市場経済のゆがんだ姿なのだという主張を据えるつもりでいた。ちょうど今回の執筆に取りかかる直前に、フランスでISIS(イスラム国)が犯行声明を出した同時多発テロがあったという事実には、たんなる偶然以上の不気味さを感じる。

続きはこちら

UPDATE 2015.11.24

国税庁はこのほど、個人の所得税等の1年間の調査実績をまとめた資料を発表した。それによると実地調査は6万7774件で前年度より6130件増加した。際立つのは、国外資産にかかる無申告や租税回避に対する実地調査である。海外取引を行っている人に対する実地調査が前年比22%増となる3322件も行われた。その調査の結果、申告漏れ所得金額は1件あたり約2000万円、これは所得税調査の通常の申告漏れの2.2倍である。

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.24

 

世界経済激動期入りを象徴するバルチックドライ海運指数の500割れ

続きはこちら

UPDATE 2015.11.22

またしてもたびたびの遅延で恐縮ですが、今回の掲載は勤労感謝の日、11月23日(月曜日)の午後7時ごろとさせていただきます。読者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご諒承いただければ幸いです。

 

UPDATE 2015.11.19

暴走族にリーダーがいなくなった?

彼の名前は生涯忘れないだろう、同時にいつか会うことになると思う。僕がそう思うから会うのだ。幸太郎先生は口に出す言葉の重要性を教えてくれる。あることで「かも知れません」と言うと、「自信がないようですね」と笑われる。「人生の90%を支配するネガティブな言葉、それが人生に連結しますよ」と。確かに出来る人は、笑っている、幸不幸を笑う、自分のことなのに他人事。他人になり自分を笑う。そんな技術があれば人生はかなり楽しい。

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.18

 

今、僕らは戦争中です…相手は?

東京オリンピックの頃、戦争番組が流行、好きだったな。友達と語る物語は戦争、その飛行機、戦艦、戦車のプラモデルを作り、戦う遊び。ラジコンが出ると小さな風呂に戦艦を浮べては競争させていた。懐かしい時代、平和だからその遊びが楽しかったのだろう。コンバットでは悪役はドイツ軍。その戦車が出てくると、サンダース軍曹のバズーカ砲で戦車とドイツ兵がやられる単純な話だった。

続きはこちら

UPDATE 2015.11.18

 

なぜ日本をアメリカのような国にしてはいけないのか?

先週は、現在話題となっている環太平洋パートナーシップ(TPP)が、みごとなまでに旧植民地諸国による、これまで植民地だったこともなければ植民地経営に成功したこともない日本という稀有の国に対する包囲網となっていることを指摘して筆をおいた。今回は、なぜ日本はTPPを受け入れるべきではなかったし、今後TPPの第2弾として予定されているサービス貿易協定(TiSA)は絶対に受け入れるべきでないのかを説明したい。

続きはこちら

UPDATE 2015.11.17

 

中国経済の早期回復は期待ではなく、妄想

続きはこちら

UPDATE 2015.11.17

たびたびの遅延で申し訳ございませんが、先週末に体調を崩したため、今回の掲載時間を17日(火曜日)午後とさせていただきます。読者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご諒承いただければ幸いです。

 

UPDATE 2015.11.16

少し前、都心のマンションの価格は坪200万円台であった。それが300万円台になり400万円、600万円、800万円、ついに最近目黒駅に建つタワーマンションは坪1000万円超である。

なぜこうなるのか?中国人もあるが、理由は明白。相続税対策がほとんどだ。20数年前のバブルの引き金も不動産だ。不動産の相続や贈与時の評価は相続税法22条に「時価」でするとしている。しかしその「時価」とは一般人の感覚でいう「時価」とはほど遠く、建物は「固定資産評価額」、土地は「路線価」である。20数年前の土地バブルは「路線価」の3倍か4倍が土地の取引価額(時価)であったことから、預金を1億円持って死ねば1億円に相続税がかかるが、その1億円で土地を買って死ぬと、3000万円の評価となるから、節税効果抜群となり全国のあちこちで土地買収が殺到した。モノの「時価」に対して相続税がかかると条文に書いてあるが、まったくウソである。国税庁のいう土地の「時価」とは役所が作る「路線価」である。「路線価」は「時価」ではない。その差額を利用しての土地バブルであったのを、財務省も国税庁も学習していない。そしてまた20数年後、同様の事態が生じた。

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.16

戦争のない…恐慌かな

パリのテロは、爆破実行コストが安いことで連続すると言う。インドネシアのそのコストは160万円だったとか。アジアにおけるテロ爆破コストは2万ドル以下、欧州のそれは10万ドル前後らしい。戦争に紛争に資金が要る。その資金コストが上がれば、その効果の確実性が問われる。移民の流れ込む欧州、ドイツに流れている移民の中にテロ犯が潜伏していることが欧州の移民問題を複雑にする。

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.12

その後、南アフリカに?

1929年10月24日にNY証券取引所にチャーチルが立っていた。彼が暴落のその日にいたことから陰謀説が流れている。が、本当は暴落の終わりを確認に行ったと思っている。テクニカル分析の基本はこの時代に90%が確立されていた。天井から55営業日に暴落は終わることなど、現在の基本になる手法はプロの手元にあったと考える。それ故に、彼のそれは終わりの確認だったと?

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.11

 

NY株売りサインの意味

いよいよNY株が南進始める。NY株にテクニカルなダメ押しの売りサインは9日に点滅した。これにより24日までに40〜50%下げる確率も高くなった。と言うより僕は起きると呼んでいる。DXドルが99に急上昇した、円はやはり160円方向の途中、130円台が年末にかけて見えるレベルと感じる。米国10年債の金利上昇、金は17営業日中で15日下落の日々。さてこのサインをどう見る?

続きはこちら

UPDATE 2015.11.10

 

BRICS経済の崩壊はすでに始まっている

続きはこちら

UPDATE 2015.11.09

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、スイスの金融機関はIRSの執拗な追及で、半ばギブアップ状態であるという。もともとオバマ政権がUBSのアメリカ人秘密口座の開示を要求したのがきっかけで、音をたてるように、クレディスイスをはじめ、スイスの大手の金融機関がアメリカ政府の軍門に下った。それまでは秘密の口座を作るにはスイスだという合言葉があったぐらいだ。アメリカの強さは米ドルの信頼性である。これはユーロもルーブルも元も全く敵わない。日本の円も同様である。米ドルはアメリカ経済とアメリカ軍に裏打ちされているからだ。

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.09

 

植民地は、資源の最適分配ではなく、利権の極大化のために設計された社会

シリーズ第1回の末尾に掲載した棲み分けの世界と棲ませ分けの世界に関する17項目の表のうち、今回はまだ説明していなかった3項目を抜き出した表から始めさせていただこう。

続きはこちら

UPDATE 2015.11.09

今日か、明日かです  恐慌の始まり

いよいよカウントダウンですよ…。そう、NY株市場の暴落の始まりですよ。NY市場の方向はこの月か火曜日で下に決まる。10月4日からの空売りの買戻しも終わり、いよいよ11月24日に向け動き始める。テクニカルな分析から、過去類似パターンから、その始まりは予測される。上海株も3590と上限目標値3600に到達した。上海株と同時にNY株の暴落も始まると読んでいい。

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.06

今回の掲載はつごうにより、11月8日(日曜日)の午後7時前後とさせていただきます。読者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくご諒承いただければ幸いです。

 

UPDATE 2015.11.05

 

先日新幹線に乗ると、後ろに五郎丸がいた。なんともカッコいい好青年188センチで100キロというが、そう見えない程すっきりしていた。彼の南アフリカ戦でのトライに、ツイッターが300万件と知り翌日から僕もツイッターを始めた。僕は今800件ほど、11月24日までに銀行倒産か暴落でも始まれば100万件を越えるに違いないと日々ネタを探しては、囁いている。囁きは継続すれば楽しいものだ。

続きはこちら

UPDATE 2015.11.04

 

たかがテクニカル、されどテクニカル  2つの売りサイン

10月22日のチャートワークで、NY株の上限は17505から17870と予測したが、28日、17712で売りサインが出た。市場のトレンドは10月2日のFEDの金利上げなしで空前の空売りの買戻しから大上昇、大暴騰になった世界の株式市場。NY市場も例外なく大上昇、弱気が消えたような日々だ。だが、大きなトレンドは、株売り、債券売りと7月23日からの弱気市場入り(ベア)に変更はない。

続きはこちら

UPDATE 2015.11.03

 

消費低迷が続く日本の株価を支えているのは日銀の異常な介入だけ

続きはこちら

UPDATE 2015.11.02

ウォール・ストリート・ジャーナル誌によると、スイスの銀行はアメリカIRSの告発によって脱税加担の罪で有罪になるのを免れる代わりに、つまり司法取引で、いかにオフショア口座を活用してアメリカ人が脱税をしてきたかの、脱税手法をIRSに開始したとある。出発点はUBSであったが最近は中規模銀行までアメリカIRSの手が伸びてきていて、アメリカ政府はアメリカ人が国外を利用しての脱税を食い止めようと躍起である。

  続きはこちら

UPDATE 2015.11.02

 

中国もまた、征服王朝による植民地だった期間の長い国だった

先週は、南北アメリカ大陸・カリブ海諸国、南アフリカには異常に殺人事件の発生率の高い都市群が存在することを指摘した。そして、これは単なる貧困の問題ではなく、あらゆる植民地が「棲ませ分けの世界」であることからくる宿命的な利権集団と一般大衆の対立激化によることも説明した。そうでなければ、ほぼまちがいなく世界でいちばん豊かな国であるアメリカから殺人事件頻発都市ワースト50に4都市が入選していることは、説明がつかない。

続きはこちら

UPDATE 2015.11.02

世界恐慌とは…

久しぶりに京都の広隆寺と東寺に行く。やはり弥勒菩薩は美しい、永遠の笑顔。そして東寺の大日如来は僕の守護神だ。越し方行く末の祈りと、ひとつ仕事が片付いた報告かな。それにしても人の多い京都、東寺。東寺の大日如来を拝むのに行列、満員のバス状態。駅でタクシー待ちは20〜30分も。もはやバブルとしか言いようがない京都。なじみの宿は満員御礼。ホテルも空室なしと。

  続きはこちら
  前の月へ 11 次の月へ  
2015
  SUN MON TUE WED THU FRI SAT  
  1 2 3 4 5 6 7
  8 9 10 11 12 13 14
  15 16 17 18 19 20 21
  22 23 24 25 26 27 28
  29 30
最新の記事
バックナンバー

2024年11月

2024年10月

2024年9月

2024年8月

2024年7月

2024年6月

2024年5月

2024年4月

2024年3月

2024年2月

2024年1月

2023年12月

2023年11月

2023年10月

2023年9月

2023年8月

2023年7月

2023年6月

2023年5月

2023年4月

2023年3月

2023年2月

2023年1月

2022年12月

2022年11月

2022年10月

2022年9月

2022年8月

2022年7月

2022年6月

2022年5月

2022年4月

2022年3月

2022年2月

2022年1月

2021年12月

2021年11月

2021年10月

2021年9月

2021年8月

2021年7月

2021年6月

2021年5月

2021年4月

2021年3月

2021年2月

2021年1月

2020年12月

2020年11月

2020年10月

2020年9月

2020年8月

2020年7月

2020年6月

2020年5月

2020年4月

2020年3月

2020年2月

2020年1月

2019年12月

2019年11月

2019年10月

2019年9月

2019年8月

2019年7月

2019年6月

2019年5月

2019年4月

2019年3月

2019年2月

2019年1月

2018年12月

2018年11月

2018年10月

2018年9月

2018年8月

2018年7月

2018年6月

2018年5月

2018年4月

2018年3月

2018年2月

2018年1月

2017年12月

2017年11月

2017年10月

2017年9月

2017年8月

2017年7月

2017年6月

2017年5月

2017年4月

2017年3月

2017年2月

2017年1月

2016年12月

2016年11月

2016年10月

2016年9月

2016年8月

2016年7月

2016年6月

2016年5月

2016年4月

2016年3月

2016年2月

2016年1月

2015年12月

2015年11月

2015年10月

2015年9月

2015年8月

2015年7月

2015年6月

2015年5月

2015年4月

2015年3月

2015年2月

2015年1月

2014年12月

2014年11月

2014年10月

2014年9月

2014年8月

2014年7月

2014年6月

2014年5月

2014年4月

2014年3月

2014年2月

2014年1月

2013年12月

2013年11月

2013年10月

2013年9月

2013年8月

2013年7月

2013年6月

2013年5月

2013年4月

2013年3月

2013年2月

2013年1月

2012年12月

2012年11月

2012年10月

2012年9月

2012年8月

2012年7月

2012年6月

2012年5月

2012年4月

2012年3月

2012年2月

2012年1月

2011年12月

2011年11月

2011年10月

2011年9月

2011年8月

2011年7月

2011年6月

2011年5月

2011年4月

2011年3月

2011年2月

2011年1月

2010年12月

2010年11月

2010年10月

2010年9月

2010年8月

2010年7月

2010年6月

2010年5月

2010年4月

2010年3月

2010年2月

2010年1月

2009年12月

2009年11月

2009年10月

2009年9月

2009年8月

2009年7月

2009年6月

2009年5月

2009年4月

2009年3月

2009年2月

2009年1月

2008年12月

2008年11月

2008年10月

2008年9月

2008年8月

2008年7月

2008年6月

2008年5月

2008年4月

2008年3月

2008年2月

2008年1月

2007年12月

2007年11月

2007年10月

2007年9月

2007年8月

2007年7月

2007年6月

2007年5月

2007年4月

2007年3月

2007年2月

2007年1月

2006年12月

2006年11月

2006年10月

2006年9月

2006年8月

2006年7月

2006年6月