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増田悦佐さんより〜「『宗主国なき植民地経済』2大国、米中のたそがれ」シリーズその4
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UPDATE 2015.11.02
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中国もまた、征服王朝による植民地だった期間の長い国だった
先週は、南北アメリカ大陸・カリブ海諸国、南アフリカには異常に殺人事件の発生率の高い都市群が存在することを指摘した。そして、これは単なる貧困の問題ではなく、あらゆる植民地が「棲ませ分けの世界」であることからくる宿命的な利権集団と一般大衆の対立激化によることも説明した。そうでなければ、ほぼまちがいなく世界でいちばん豊かな国であるアメリカから殺人事件頻発都市ワースト50に4都市が入選していることは、説明がつかない。