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2014年11月

経済・税金

UPDATE 2014.11.29

 

平和な世界でこそ本領を発揮する日本の「決められない政治」

このシリーズでは、戦争による犠牲者数は第二次世界大戦をピークに、確実かつ急速に減少に転じていること、その中で政治・外交手段としての戦争と産業分野としての軍需にしがみついている国々は貧富の格差拡大によって衰退するであろうことを述べてきた。前回の文章でもお分かりいただけたのではないかと思うが、日本は第二次世界大戦後、自国内も平和に保つと同時に、国際的にも平和を愛する国、そして貧富の格差の小さな国へと大変身を遂げて現在にいたっている。

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UPDATE 2014.11.28

今回の掲載は、あす土曜日(29日)の午後1時ごろとさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくご諒承下さい。

 

UPDATE 2014.11.27

その人は、彼を兄貴と呼ぶ時は笑い、僕をまっちゃんと呼ぶ時は怖い顔。会うたびに為替は、円はどうなると質問が来る。円の118円は行き過ぎで、112円前後に短期的に円高、この円高がNY株を下げると言うと、今度越前蟹を食おうと誘ってくれる。円は場合によっては、あと13年以上の継続的な円安、150円でもおかしくない。円を売りドル買いで大成功の彼、日本もこの円安で50兆円も儲けている。外貨準備は2009年の90兆円が117円で計算すれば140兆円に膨れる。

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UPDATE 2014.11.26

 

チャートで見る世界の動き

今週の1枚●原油不況の衝撃

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UPDATE 2014.11.25

 

外人用のスーパーに行くと、1キロ6,000円のロースビーフ用の肉が1キロ1万円になった。3ヶ月前から肉は変わらないのに円安で4,000円も値上がりした肉。バターを買い込む人々がいる。クリマスケーキに欠かせないバターにワイン、ワインも急速な値上げが来るだろう。円安は日常生活にしのびよる。これでも国民は自民党を選ぶだろうか?

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UPDATE 2014.11.23

 

国家債務の山は、正攻法で無理なく圧縮できる

2014年11月21日は、日本の議会政治の歴史の中で、もっともみみっちい理由での解散が行なわれた日として、長く記憶されることになるだろう。今年4月に5%から8%に引き上げられたばかりの消費税を、2015年10月にさらに10%へと増税するのは、既定の方針だったはずだ。だが、今年の7〜9月のGDPの中身があまりにも悪く、とうてい弱りきった内需に追い討ちをかけるような増税をできる環境ではない。

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UPDATE 2014.11.21

今回は、つごうにより明日22日の土曜日ではなく、あさって23日の日曜日午後5〜6時ごろの掲載とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくご諒承ください。

 

UPDATE 2014.11.20

今、僕は博多のホテル、マライヤキャリーのクリマスソングが流れる朝。時間は過ぎ、もう冬の匂いが…。

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UPDATE 2014.11.19

 

トヨタが燃料電池車未来を723万円で売り出す。補助金を使えば520万円だとか。政府は200万円トヨタに補助金を出すのだ。消費税還付(輸出戻し税)で年間2882億円もらうトヨタ。一部にいわれるように消費税上げはトヨタ救済、そして今回消費税を上げない代わりに補助金を1台200万円、1万台売れれば200億円のプレゼントか?これはどうして、いかなる理由でこれほどトヨタ様々なのかね。

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UPDATE 2014.11.18

アメリカからの帰途である。日本にあってアメリカにはない税、自動車重量税、酒税、揮発油税、印紙税、電源開発促進税、登録免許税、狩猟税、軽自動車税、入湯税など。これらはすべてアメリカには存在しない税であるが、日本には昔からある。その中で特筆すべきは「ゴルフ場利用税」である。

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UPDATE 2014.11.18

 

チャートで見る世界の動き

今週の1枚●凋落の止まらない日本経済

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UPDATE 2014.11.17

 

この本を読めば予防接種になります、Cキンドルバーガーの世界的名著、堂々復活  序文より

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UPDATE 2014.11.14

 

戦争と軍需産業が格差を広げる——そして福祉国家も、金融肥大化も、開発独裁も

スイスの銀行業界大手であるクレディ・スイス社が、毎年非常におもしろくて、しかも内容についての信憑性も高い資料を刊行している。『Global Wealth Databook 20xx』というタイトルで、今年10月に刊行されたばかりの最新の2014年版には、世界38ヵ国の個人世帯の資産分布を十分位ごとに切り分けた詳細なデータが収録されている。

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UPDATE 2014.11.13

 

下方屈曲点が点滅した金
明日を読む技術   11月9日 米ドルと金のチャートワークスより

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UPDATE 2014.11.12

1993年3月に僕は年収2億円を捨て個業の道を選んだ。半年後、勤めていた会社では600人がレイオフされた。辞める前に、この調子では会社は傾く、その前の事業転換を進言するが、「東京の一社員の言葉を聞くほどこの会社は小さくない、言いたければNY本社の役員になってから言え」と東京の社長は言う。3年後にその大会社もシティバンクに吸収され消えた。あっけない結末だった。

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UPDATE 2014.11.11

 

チャートで見る世界の動き

今週の1枚●どうする日本2

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UPDATE 2014.11.10

今、成田で、これからロサンゼルスに向かうラウンジでこのブログを書いている。
アメリカで43歳にしてビリオネア—のマスク(Elon Musk)、彼はアメリカ最大のソーラー発電会社ソーラーシティ(Solar City)社、NASAより次期宇宙ステーション開発を受注したスペース・エックス(Space X)社、そして電池自動車のテスラ(Tesla)社のオーナー社長である。このテスラ社がネバダ州にギガファクトリーを建設するというので全米で大騒ぎの新聞記事になった。

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UPDATE 2014.11.10

 

ロシアの破綻

10週連続外貨準備が減少したロシア、その通貨ルーブルは暴落の道を歩んでいる。1996年LTCMの破綻時に、1998年ロシア国債デフォルト時と同じような通貨ルーブルの暴落。その金利は危機的ライン10%を超えた。1994年ソロモンの副会長メリウエザーがLTCM設立を準備している頃、僕にも参加しないかと声がかかった。何をするのと聞くと基本はロシア国債と、ユーロ国債のアーブと言う、それは危ない、ロシアはだめだよ・・・。

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UPDATE 2014.11.08

 

「ない資源を武力で奪い取る」という必敗の戦争設計

さて、いつまでも先延ばしにしているわけにはいかない論題に、取り組むべき時期が来たようだ。今回のシリーズでいちばんつらい、なぜ日本は枢軸国側に立って第二次世界大戦に突入しなければいけなかったのかということだ。

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UPDATE 2014.11.07

つごうにより『戦争と平和の経済学』第9回の掲載は、あす土曜日(11月8日)の午後6〜7時とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご諒承ください。

 

UPDATE 2014.11.06

世界的な株価操作、空売り筋を締め上げた後がどうなるのか。1985年8月、国際錫カルテルは空売り筋を締め上げた。1トン12,500ドルだった価格は、翌年1986年6月、5,318ドルまで下がった。同じころ原油も空売りの買い戻しにより急騰、1985年11月31.7ドルが、1986年3月には10.4ドルとなり、のちにソビエト連邦の崩壊を招いた。市場の自然の勢いを人為的に歪める空売り筋の買い戻し、その後は悲惨が待っているのだ。さて先週末の、日銀主役の踏み上げ相場、その顛末はいかに?

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UPDATE 2014.11.05

 

今週の1枚●どうする日本

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UPDATE 2014.11.04

世界の法人税率を考えると、日本とアメリカだけが高止まりをしている。35%を超えるのはこの両国ぐらいのものだ。イギリスは2015年から、いよいよ20%に下がる。アメリカ企業はM&Aで本社を外国に移転しようとするのが目立つが、M&Aの目的は事業拡大ではない。節税である。租税地変換(Tax Inversion)と呼ばれるものである。

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UPDATE 2014.11.04

ロシア国債10%の出現
明日を読む技術  10月27日時代の転換点を読むとドルと31日金の動き

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UPDATE 2014.11.03

空売りの踏み上げで株を上げる日銀の無節操

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UPDATE 2014.11.01

 

貧者の逆襲から富者のゲームへ——天候と戦争の不思議な関係

昔、といっても紀元前2000年前後から、14〜15世紀のティムール朝あたりまでのことだからずい分長い期間のことだ。民族の大移動をともなうような戦争は、ほとんど例外なく、寒冷化によって家畜に十分なエサをやれなくなった遊牧民が、豊かな食料と牧草地を求めて農耕民の定住している地域に侵入していったことをきっかけとして起きたというケースが多かった。

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