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2013年09月

経済・税金

UPDATE 2013.09.30

 

秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる。ふとそんな句を思い出した。NY株暴落を追いかけている僕、先日夢でNY株が582ドル下落しているのを見た。やはり来たかと、独り言う僕は夢だとは気がつかなかった。新聞の一面を彩る大きな記事、その記事がNY株を暴落させている。やはりね・・・しかしその記事の内容が見えない夢。

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UPDATE 2013.09.27

 

真正無境界都市、東京が21世紀の世界経済覇権を握る

アベノミクスは、日本国民を不景気なのにモノの値段だけは上がるという最悪の経済環境に引きずりこむだけだ。だが、日本の大衆は賢いから、不況下のインフレなどという愚劣な政策に、いつまでも付きあっているはずがない。

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UPDATE 2013.09.26

 

台風情報を見ようとテレビをつけると、中年男が解任されるシーンが出る。映画のこの場面から離れられなくなり、とうとう3時間近く映画を見る。位人臣を極め、大臣になった男が政敵から倒される。家族も金も失った男は田舎に帰り、昔の友達と飲めや歌えの日々。最後のシーンは自分を倒した政敵、その大臣になった男が彼のように解任され、訪ねてくる。俺を恨んでいないかと? いや今が一番幸福という会話で終了。仏在住のグルジア人監督オタール・イオセリアーニ監督による2006年のフランス映画『ここに幸あり』。

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UPDATE 2013.09.25

 

●今週の1枚:先取りする株式市場

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UPDATE 2013.09.24

 

何かが変わったような景色、でも空の色も木々の葉の色も未だ秋ではない。緑色、それに宇宙に繋がる青。それでも木々からは1分に1葉落ちる。10分に7枚ほど葉が落ちる。夏の頃は10分に1枚だったけど。木の葉の落ちる変化、速度が季節の巡航速度を示している。そしてやがてその葉は赤く、黄色く染まるリ裸に成る。ほら、また1枚葉が落ちた。

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UPDATE 2013.09.23

9月19日のピボタルイベンツにはGSRが61を越えれば金融危機のサインとある。週末60.8まで上昇したGSRの上昇はもう、大きな危機が登場する事を意味している。サマーズがFED議長を辞退した理由は、大きな金融危機の責任回避かな?FEDの緩和策の継続も金融危機の勃発であろう。テクニカルにはもう危機は始まった、今週だ。

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UPDATE 2013.09.20

 

2014〜23年はどんな新世紀をもたらすのか?

さて、この欄で何回か述べてきたように、来年、2014年は21世紀が開幕する年となる。米仏両軍によるシリア空爆が回避されたことは、この21世紀が戦争の20世紀と違って平和の世紀となることを示唆する、幸先の良い兆候だった。同じように、21世紀はインフレの20世紀と打って変わった、デフレの世紀になるのだろうか。

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UPDATE 2013.09.19

 

好きなのは好き、嫌いなのは嫌い。理屈を捏ね、理論立てる人は嫌い。でも、しかしと並べる人も嫌いだ。右を向いたら右しか見えない事を知る人は好きだな。左を見たら右を忘れる人も大好き。僕は、でもこのチャートが大好き。人生を感じ、人生を俯瞰する、人生の可能性を示すと直感している。16歳の時、大学の偉い先生が君は病気だと宣言したが。

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UPDATE 2013.09.18

 

●今週の1枚:バブル化を促進する中国の金融政策

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UPDATE 2013.09.17

今、サンフランシスコからの帰路である。今回はサンフランシスコとサンノゼで講演と税務相談をこなしてきたが、相談のなかに年を取ったので日本に帰りたいと言う日系人の何と多いことかと感じた。理由の多くは、食事もさることながら、車を運転できなくなったとか、病気の治療にかかわることが多かった。それでは日本に帰ればと思うのだが、富裕層には一つの障害がある。

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UPDATE 2013.09.17

 

台風が来るといえば不思議な日々を思い出す。台風の目が上空に見える、テレビでは台風の目が有明海を横切ると報道している。が、僕の上をゆっくりと動き、見たことのない蝶が飛んでいた。台湾の蝶らしい、はるか遠くから飛んできた、その風に乗ってきた蝶を今でも思い出す。台風と蝶の思い出。台風18号の風が雲を走らせている。明日は地上も大嵐かな?

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UPDATE 2013.09.16

 

昨日、急患ですと、友人の歯医者に行くと、今朝5人目ですという。7月末の歯痛の日、その日も急患が激増だった。何故?昨夜の気温が高く細菌が動いたのでしょうという。歯の痛くなる日も同じなのか?気温、湿度、気圧に生きる人間達は同じ日に歯が痛くなる。NYダウと金の上昇の相似形も案外そんな事だろうか。同じ環境に生きる人間の業。

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UPDATE 2013.09.13

 

「デフレでは成長できない」神話を検証する

さて、2013年は戦争の世紀、自動車の世紀、インフレの世紀、そしてアメリカの世紀だった20世紀最後の年になりそうだ。今にも始まるかと思われた米仏両軍によるシリア空爆は、結局ドタン場でオバマ大統領が連邦議会にゲタを預けることで腰砕けに終わる可能性が高まった。1914年の第一次世界大戦勃発で始まった20世紀が、ほぼ確実視されていた米仏軍によるシリア空爆の回避で終わるとすれば、そこには非常に大きな象徴的意味があるだろう。

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UPDATE 2013.09.12

 

いよいよの季節に近づいて来た。9月10日前後5日だ、金は1,419ドルから下がりつつある、が。何が今回の秋の主役か?金融危機かインドか、中国か?何が起きてもおかしくない季節。僕の好きなNYダウと金の相似形のチャートを見よう。金の暴落からの反発はこれまでのNY市場の暴落からの反発と同じ。次の主役はNYダウの急上昇の時間に似た動きをしている。さても相似形である。

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UPDATE 2013.09.11

 

名古屋に向かっている。メイフラワー号でNYに移った一族の子孫、スチーブは、会うたびに東海道新幹線が世界銀行の融資で作られたことを知っているかと質問する。新幹線工事中、京都を訪れた家族にスティーブの父は、次の時代は日本だと断言した。東京オリンピックに合わせた新幹線。豊かな日本と、次の時代が日本であることを2020年には世界が認める祭典だろう。

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UPDATE 2013.09.10

 

●今週の1枚:借金漬けの米国市民

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UPDATE 2013.09.09

 

この秋恐慌になりますと、初めて会った人に言うと彼の目が点になる。恐慌の言葉を知るだけ洗練された人だった。何故、どうして恐慌が来ると断定できるのだと質問。GSRの1500年分の分析と、金利曲線の形状が恐慌を特定します。GSRと何ですか?金と銀の比率です。この比率が異常か、ノーマルな景気を示します。金利曲線とは何ですか?

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UPDATE 2013.09.06

 

日本だけが四半世紀の長い世紀末を過ごしたことの意味

過去3回にわたって、2003〜13年という10年間の特異性を書いてきた。まずこの10年間は、アメリカが世紀末に突入した時期だったことを説明した。そして、中国がアメリカの資産インフレを補完するような物価インフレを起こしながら、国民の生活水準の向上にほとんど貢献しない「高度」経済成長を続けてきたが、それももう持続不可能な局面に来ていることも紹介した。そして、先週は「アメリカの世紀末」に乗じて、米ドルから基軸通貨の座を奪おうとしたユーロ圏諸国のみじめな失敗について語った。

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UPDATE 2013.09.05

何故シリアなのか?正義の味方の米国は懲罰的な攻撃をするというが。ロシアの冬の軍港の最後の一つになったシリア。冬の間の軍港としてはシリアが最後。コソボ、イランと冬のロシア海軍の寄港地をことごとく破壊してきた米国。プーチンの異常な反対をよそに、シリア介入とはなんなのか? それも9月9日前後。それは国内金融危機の露出の時間と重なる。それに目を背ける作戦というが。

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UPDATE 2013.09.04

 

博士号のある人しか偉くなれない米国の金融界。PHDという博士号が支配する金融の終わり、政治の終わりが近い。英語を公用語にするという日本企業があるが、彼らは米国PHD主義を信じる、米国至上主義の人なのだろう。英語から日本語が主流になる世界が近い。今秋、あの怒涛のような崩壊はこれまでの主役PHDを消し、新しい価値観と方向を示すに違いない。

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UPDATE 2013.09.03

 

●今週の1枚:落日のヨーロッパ

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UPDATE 2013.09.02

59.35と82.01か?この2つの数字がこれから始まる5〜6週間後からの大激流の主役になる。経済学の嘘と、虚構を物語る2つの数字。アベノミクスを自信満々で遂行した経済学と、学者の失敗は白日の下になるだろう。だけど、神話のような介入経済の終わりはこの2つの数字を上昇させる。そして基軸通貨の国の問題がその通貨を上昇させる。

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