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増田悦佐さんより〜「日没する国々の落日に照り映える城壁なき文明」シリーズその11
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UPDATE 2013.09.13
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「デフレでは成長できない」神話を検証する
さて、2013年は戦争の世紀、自動車の世紀、インフレの世紀、そしてアメリカの世紀だった20世紀最後の年になりそうだ。今にも始まるかと思われた米仏両軍によるシリア空爆は、結局ドタン場でオバマ大統領が連邦議会にゲタを預けることで腰砕けに終わる可能性が高まった。1914年の第一次世界大戦勃発で始まった20世紀が、ほぼ確実視されていた米仏軍によるシリア空爆の回避で終わるとすれば、そこには非常に大きな象徴的意味があるだろう。