神名日文 独 |
UPDATE 2016.02.15 |
恐慌は予測できる
なぜ僕は恐慌を追いかけるのか、それは100年間で一番稼げる時間だからだ。誰もその現実も実体も知らないようだ。資本主義はいつでも稼げる、市場の突然変異、暴落でも、暴騰でも。それこそ驚愕の富が少数の分配者に渡る。そう、その時間を恐慌と僕は呼ぶ。競争者がいなければ勝率はぐんと上がる。教科書の隅の古びたかび臭い文字、恐慌。僕は『我が友恐慌』なる本まで出し、この出現が近いと警告してきた。その我が友は年初から世界中の株や為替、原油市場を揺らしている。だが、不思議に恐慌の言葉は聞かない。人々は全く知らないのだ、彼のことを、故にチャンスと僕の体は反応しているのだ。現実は、この1月から世界恐慌はスタートしたと断定している。次に銀行が潰れる金融恐慌に移行する。金融史の13世紀の世界初の恐慌のように、21世紀もその事実が刻まれる。