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増田悦佐さんより〜「エリート主義『経済学』の虚妄」 シリーズその15(後半)
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UPDATE 2011.01.21
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エネルギーがアメリカ・中国・インド共通の泣きどころ(後半)
ふり返ってみれば、アメリカ文明全盛期の石炭から石油へのエネルギー源シフトには、かなり軽薄な流行といった要因もからんでいた。もちろん、比較的小さなタンク一杯のエネルギー源でなるべく長い走行時間を達成したいという需要には、石炭はまったく不向きだった。だが、それ以外のエネルギーの使い道については、石炭でも十分実用性がある分野まで、なだれを打って石油利用に転換してしまったという印象が強い。