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2014年06月

経済・税金

UPDATE 2014.06.30

前にも、このブログで書いたが、多額の欠損金を抱えたソフトバンクIDC株式会社を合併することによって、ヤフー株式会社が節税するスキームを国税当局に否認されたケース。本来、このスキームは組織再編税制と呼ばれ、形式要件をヤフー株式会社もソフトバンクIDC株式会社も全て満たしていて、IDCの欠損金をヤフーが引き継げることになっていた。しかし東京国局は、昨年に創設された組織再編税制の中の包括的な租税回避防止規定である法人税法第132条の2(組織再編成に係る行為又は計算の否認)の適用を行い、その結果、それを不服としたヤフー側は、裁判に打って出たのである。つまりヤフーの行ったことは形式的には合法であるが、それは租税回避を意図した謀議であり、本来は税金を逃れるためにした、租税回避、いわゆる赤字会社を抱き込んだことになる、税金逃れではないかとした事件である。

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UPDATE 2014.06.30

 

先週の変化は、短期間で25%の株下落がドバイで起きたことだろう。2009年のドバイワールドの債務不履行からドバイ株は暴落し、それから250%上昇した。ローマの昔から、周辺国の変調が必ず中心国に及ぶ。このドバイの変は不動産会社の暴落が引き金になり、信用取引の証拠金、Mr.マージンコールの登場が株価を激変させた。

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UPDATE 2014.06.28

 

ありとあらゆる分野で負の貢献を積み重ねるアベノミクス統制経済

世界中どこでも、経済に対する政治家や官僚の干渉が多ければ多いほど、経済活動の足を引っ張り、国民生活に悪い影響をおよぼす。とくに、教科書に書いてあるとおりの模範解答を意味も分からず丸写しにしているだけで一流大学を優秀な成績で卒業できる日本のような社会では、その弊害が大きい。民主党の野田政権までは、まったく指導力を発揮できないからこそ、欧米経済よりはるかに健全な方向に漂っていた日本経済は、第二次安倍晋三内閣による統制主義的な干渉によって、めちゃくちゃにされようとしている。

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UPDATE 2014.06.26

つごうにより、今回の掲載時間は28日(土曜日)午後とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくご諒承ください。

 

UPDATE 2014.06.26

この道筋には不変のパターンがある。1720年の南海泡沫事件、1825年英国銀行のロスチャイルド家からの救済。1873年の資産バブルでは中央銀行がないから何も悪いことは起きないはずだった。金本位制ではないシステムで、資金供給は金に縛られなく無限だったはず。そして、2010年のPIGS問題。今週30日にはアルゼンチン問題が来る。

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UPDATE 2014.06.25

原稿を書き始めると力が入り2時間ほど書き続ける。やっと出来上がり添付しようとすると、ファイルがない。どこにいったと探すが出てこない。諦めに、諦められないほど力が入る。が、皮肉にも時間をかけるたび、ボタンを押し間違え消える。金融の自信過剰が幻滅への道筋、その内容だったが? そう、僕には僕の自信がある、だが、その自信は見せるなか?

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UPDATE 2014.06.24

 

今週の1枚●米国株式市場における自社株買いとアップル株の限界

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UPDATE 2014.06.23

日本では累進課税は常識、ねたみ社会であるので、持てる者は、持たざる者の何倍も税金を払ってあたりまえという。今回の消費税の増税に顕著に出たが貧乏人も金持ちも同じ8%では、貧乏人はかわいそうだというのである。しかし金持ちは貧乏人の10倍消費するなら、貧乏人の10倍消費税を払っているではないか。この論理はなかなか日本人の多数には理解できないらしい。

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UPDATE 2014.06.23

テレビをつけるとデビ夫人がインドネシアに里帰りの放送。彼女の帰国を祝って友人がパーティーを開いてくれると。その家、否、宮殿に住む人々の光景が忘れられない。多分、米国の3000人の上位年収者の額が3000万人の下位の人々の年収と同じという光景だった。1000億円以上と推計されるその宮殿の建設費。ワールドカップサッカー選手の最高の資産家がロナウドで2億ドルを超える。コートジボアールの選手の3人が50億円以上と…。

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UPDATE 2014.06.21

サッカーワールド杯と情報リテラシー

ブラジルでサッカーワールド杯が開催されていますね。グループ予選の初戦、残念ながら日本は逆転負けしてしまいましたが、視聴率は46.6%、瞬間最高視聴率は50.2%と高視聴率で、テレビ局はじめマスコミはホクホクだったようです。

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UPDATE 2014.06.20

 

統制経済の本場、中国の「出口なし」状況

1980年からの30年あまりという期間で見れば、世界経済の変貌をリードしていたのは、良くも悪くも中国だった。そして、国際金融の大激流が世界を呑みこんでしまったというような大げさな形容にもかかわらず、最大の伸びを示した分野は金融でもサービスでもなく、工業製品の貿易だった。

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UPDATE 2014.06.20

つごうにより、今回の掲載時間は本日午後6〜7時ごろとさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくご諒承ください。

 

UPDATE 2014.06.19

 

トヨタが何故テキサスに行くのかと先生に質問すると、やはりお金らしい。そしてテキサスに移る社員は30%程とのこと。何故そこまでするのですか、との問いには、1兆円の利益に対し1,800億円の納税ですと意味深な返事。金額が合いませんね?これは一体どういう事ですか?いつかこのトヨタ物語が出るだろうが…。そこまでするのか日本、トヨタ。大企業の真実は小説より奇なり。

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UPDATE 2014.06.18

 

6月20日のブログ「神名日文 まさかを忘れた人々」で触れたボブの論文を紹介します。

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UPDATE 2014.06.17

 

今週の1枚●中国とその依存国の恐るべき楽観性

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UPDATE 2014.06.16

今、太平洋の上空にいる。ロサンジェルスからの帰りである。ロサンジェルスでの専らの話題は、トヨタの全米本社がある、カリフォルニア州トーランス(Torrance)からテキサスに本社移転するということである。何しろ米本社の社員だけでも4000人である。関連会社や子会社、取引先を含めると移転によって雇用に重大な影響をカリフォルニア州に与える。

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UPDATE 2014.06.16

2009年3月、日立500万株買う。相場が好きなのか、実験したかったのか、理論より実践の僕は、このサインが出たのならと、大きく買いに転じた。市場は世界中、弱き、株が上がるなど誰も言わない時、買い進んだ。金を商品指数で除した金実質価格、GCIが動けば市場は反転する法則。そのGCIが2009年2月20日下落に転じ、3月に株は上昇に転じた。そう、GCIが2007年5月21日上昇に転じ、6月に史上最大の株暴落が始まった。

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UPDATE 2014.06.14

 

平成26年5月19日に福島県健康調査検討委員会が開催されました。10代の甲状腺がんは「確定または疑い」が前回の75人から90人に増え、そのうち51人の確定者は既に全員摘出手術を受けたそうです。

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UPDATE 2014.06.13

 

現代アメリカによみがえるパンとサーカス——大学教育の奇々怪々

今年5月のアメリカの雇用統計は、総雇用者数がついに2007年のピークを抜いて、史上最多となったことを伝えていた。下の2枚組の上段で、青の実線がほんの少しだけ水平に引かれた赤の点線を上回ったことを指している。

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UPDATE 2014.06.13

つごうにより、今回の掲載時間は本日午後7〜8時ごろとさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくご諒承ください。

 

UPDATE 2014.06.12

バブルはさらに進行している。日々新高値に何を思うのか? 何も思わない、気にしない。切り刻まれた情報、そして株価はうなぎ登りに上昇している。安心、熱狂、太平楽が占拠する市場の裏には危機を示すいくつものサインが出ている。だがバブルは弾けないと分からないほど、人々はこの太平楽に慣れている。

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UPDATE 2014.06.11

 

似ている形を追いかけると出会う相似形のチャート、似ているからその後も同じ形になるのだろうか?

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UPDATE 2014.06.10

 

今週の1枚●実体経済に届かない主要中央銀行の金融緩和

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UPDATE 2014.06.09

新聞やテレビで、このほど、大阪国税局は管内の税務署の上席国税調査官を国家公務員法違反などで懲戒解雇処分にしたと発表した。国家公務員でありながら、確定申告書の作成などの業務を請負い、約1000万円を受け取っていた。これは税理士法違反(税理士類似行為)。

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UPDATE 2014.06.09

利権の利権による利権の為の米国、増田さんの最近のレポートを読むと米国の深刻な利権構造が理解できる。同時にロビー活動が合法的な賄賂システムと腑に落ちる。カーター元大統領は米国の深刻な政治危機はロビー活動の賄賂性にあると言明している。それにしても堕ちた米国、それにしても株だけが上がる米国だ。その上がる仕組みも自社株にあった。

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UPDATE 2014.06.06

 

利権の利権による利権のための「民主主義」国家アメリカ

Heritage Foundationという共和党保守派と近い位置にあるシンクタンクがある。つねに「貧乏人を甘やかすから、依頼心のかたまりのような人間ばかり増えて、国家財政もきびしくなるし、経済成長率も低下する。貧しい人にも甘い顔をして援助などせずに、自立させなければダメだ」といった議論の旗頭となっている。今回は、このHeritage Foundationが2013年11月21日に刊行した『The 2013 Index of Dependence on Government(2013年版政府依存度指数)』というプレゼンテーションを検討するところから出発しよう。

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UPDATE 2014.06.06

つごうにより、今回の掲載は本日午後7〜8時ごろとさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご諒承ください。

 

UPDATE 2014.06.05

UPDATE 2014.06.05

アップル社が7:1の株式分割を行う。

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UPDATE 2014.06.04

金の動きは今週が大変化の週になる。上に行けば1,321ドルが天国、下に行けば1,220ドルが地獄。1,220ドルを切れば1,000ドルの可能性があるのだが…。昨年12月末にひやりとする下値を見せたが、幸い上に行くことで下割れは回避できた。現在がこの12月末と同じ状況、上に行けば、そして1,321ドルを超えれば1,500ドルが見える。

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UPDATE 2014.06.03

先日Pfizer (ファイザー)がイギリスのAstraZeneca社に1060億ドル(約11兆円)での買収を持ちかけたが、拒否された。イギリス政府もアメリカのファイザーにAstraZenecaを持っていかれるのには不快感を示していた。AstraZenecaのもともとの発祥地でもあるスウェーデンも自国にある研究機関がなくなり、雇用が削減されるので反対をしているが、ファイザーはその研究機関や特許の価値を大きく評価しているので、ぜひ買収したいとしている。だからファイザーは11兆円を出してでも欲しいのだろうか。ニューヨークタイムズ等の報道では、そうでもないらしい。AstraZeneca社を買収すれば、少なくとも年間10億ドル(1000億円)の節税ができるとしている。

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UPDATE 2014.06.03

 

今週の1枚●米国資本主義の実態

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UPDATE 2014.06.02

信長が飲んだワインとは何だったのか。ワインに凝り始めた頃、そんな話題に夢中になった。為政者、権力者の好みで彼らの何かが分からない物か?信長はワインでなくシェリーを飲みました。アモンティリャードだと推測しますが・・・7年ほど前の中瀬との会話から、先日その信長の飲んだシェリーが1本、スペインから届いた、これですよこれ。珍陀です。

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