追証を迫られる政策担当者たち |
UPDATE 2012.05.21 |
金融調査教育委員会(CMRE)でのスピーチ
インスティテューショナル・アドバイザーズ
ボブ・ホウイ
2012年5月17日、ニューヨークにて
ここのお集まりの方々の多くが、財政・金融政策とは歴史上最大の誇大宣伝であり、最近の絶望的な状況の中でますます向う見ずになっているという見方にご賛同いただけるのではないでしょうか。2007年の国際金融危機勃発以来、母なる自然は世界各国の政府に対して「きちんと追証を支払いなさい」と督促しつづけております。それ以上に重大なのは、たとえ納税者たちがおそろしくのんきで政府の横暴を許しつづけていたとしても、各国政府は自分たちの大盤振る舞いが招いた追証を払いきれないという事実です。