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UPDATE 2020.01.14 |
米国とイランの緊張によって急騰した金価格ですが、先週は緊張が多少緩和したとはいえ、高い水準で推移しました。前回の記事に書きましたように、Kitco MetalsのPeter Hug氏は「1,555ドルを超えてくればテクニカル的に1,600ドルに挑戦することになる」としていました。その発言通り、金価格は1,550ドルを超えた後、瞬間的ながらも1,613ドルと7年ぶりに1,600ドル台を記録しました。その後は、米国とイラン両国とも軍事衝突を避ける動きとなったことから、ピーク値から50ドルほど値を下げて推移しています。しかし、軍事的な衝突が回避されたとはいえ、イランによるウクライナ機への誤爆など、火種はくすぶっています。