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増田悦佐さんより〜なぜ危機の時代には必ず金価格が上昇するのか?
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UPDATE 2009.01.30
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日本の個人投資家の中では、今も金というと投機性の高い商品と考える人が多いようだ。じつは正統的な経済学者たちも、国際経済が危機に見舞われるたびに金価格が高騰することを、非合理的な現象と見なしている。彼らは、国際的な金融危機が勃発するたびに金価格が上昇するという現象を、世界の列強、経済大国が軒並み金本位制をとっていたころの思い出を引きずっているだけの「歴史の亡霊」であるとか、なぜか「金だけにほかの貴金属や宝石にはない本源的な価値がある」と思いこむ「妄執」であるとか説明している。