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増田悦佐さんより〜「最大最強で最後の軍事帝国アメリカの落日」シリーズその1
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UPDATE 2016.02.23
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善玉・悪玉史観にしがみつく知識人の権威が失墜する乱世がやってきた
過去の世界史を通観すると、正面から敵対する国がないほど強大な軍事力を築いた国は、必ず内部から崩壊していた。しかも、何百年も周辺諸国を威圧しつづけた後に崩壊するのではなく、強大な軍事帝国になってから、ほんの1〜2世代のうちに崩壊するのが通例だ。強大な軍事力にものを言わせて世界中で傍若無人な振る舞いを重ねてきたアメリカにも、日の沈むときがやってきた。ところが、この自滅への道を歩むアメリカに、とんでもないところから「援軍」がはせ参じたのだ。