増田悦佐さんより〜「アメリカの罪と罰」シリーズその10
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UPDATE 2015.07.25
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帝国化する一流企業と利権集団化が進む国家、ほんとに怖いのはどっち?
2002年のハイテク・バブル崩壊直後には、「日経平均同様、修復に20〜30年かかるのではないか」と言われていたナスダック総合株価指数が、2009〜15年と丸6年以上続いたブル相場の中で、軽々と史上最高値を記録した。次の4枚組中の上段横長のグラフが示すとおり、アメリカの一般国民にとっては回復感なき経済回復だったが、株式市場にとっては劇的な上昇が6年間も持続したことになる。