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増田悦佐さんより〜「国家がヘッジファンドと化した世界」シリーズその7
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UPDATE 2015.04.19
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こうして日本はよみがえり、世界の先端に立つ——ただし、ヘッジファンド国家が長引かなければ
アメリカの中央銀行である連邦準備制度(Fed)理事会の前議長、ベン・バーナンキがヘッジファンド大手の中でも、とくにレバレッジ(自己資本に対する借入総額の倍率)も高く、高頻度取引(HFT)を多用することでも悪名高い暴れん坊、シタデルの顧問に就任することが発表された。国がひんぱんに金融市場に介入し、胴元だけではなくプレイヤーとしても積極的に関与するようになったのは、バーナンキの前任者であるアラン・グリーンスパンの「功績」だった。