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増田悦佐さんより〜「日没する国々の落日に照り映える城壁なき文明」シリーズその4
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UPDATE 2013.07.12
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アメリカの景気回復は砂上の楼閣
このところ、「アメリカ経済が本格的な回復軌道に乗ったので、国際金融業界の議論はいつ連邦準備制度(Fed)理事会のバーナンキ議長が量的緩和の段階的縮小に踏み切るかに絞られてきた」といった言説が支配的になっている。だが、こうした主張の根拠は、ほぼふたつの「明るい材料」に限定されている。