増田悦佐さんより〜「文明の壊れ方」シリーズその34
|
|
UPDATE 2013.05.03
|
需給ギャップがすさまじい中国と、悲劇に迷いこみそうな日本
中国経済が、巨体を軋ませながら急ブレーキをかけて、なんとかこれまでの高成長から一転マイナス成長へという崖に転げ落ちるのを避けようとあがいている。その減速ぶりは、これまで一貫して中国株の不振を制度的不備のせいだと強弁していた日本経済新聞さえ、「中国企業の業績は株式相場低迷の最大の理由になっている」という当たり前の事実を認めざるを得ないほどさんたんたるものだ。次のグラフをご覧いただきたい。