増田悦佐さんより〜「文明の壊れ方」シリーズその25
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UPDATE 2013.02.22
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日本経済を破滅に導く円安リフレ政策
2月15〜16日に開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議は、IMFのラガルド専務理事による「通貨戦争とか、通貨安競争とかのことばを軽々しくもてあそぶべきではない」という偉そうなご託宣で幕を閉じた。「どの国がどの国に対して通貨戦争をしかけているか」などという非難合戦になってしまったら、世界中で意味のある量の貿易にたずさわっている国でたった1ヵ国と言えども清廉潔白と胸を張れる国など存在しないからだ。