増田悦佐さんより〜「文明の壊れ方」シリーズその15
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UPDATE 2012.12.07
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「デフレ亡国論」が国を亡ぼす
立候補者を抱えるほとんどすべての政党が、「デフレ脱却」を標榜した総選挙戦が始まった。どの程度強権的にこの主張を押し通そうとするかについては、政党ごとにニュアンスの違いがある。従来は政策のあいまいさが極論を嫌う日本人の国民性によくフィットして万年政権を担う党だった自民党の安倍総裁が、まるで泡沫政党の党首のような「断固たる」決意で、強権をふり回して強引に日銀を自分の妄想の使いっぱしりに仕立てようとしているのがご愛嬌だが。