HOME > 経済・税金 > 増田悦佐さんより〜「経済メディアは信用できるか」シリーズその13(前半)
増田悦佐さんより〜「経済メディアは信用できるか」シリーズその13(前半)
|
|
UPDATE 2012.03.16
|
相も変わらぬ根拠なき欧米楽観視と、度はずれた日本悲観論(前半)
とうとうギリシャ政府が、「ない袖は振れない」というむき出しの居直りに追いこまれた。先日、ギリシャ国債を保有する民間金融機関への実質負担が約70%となる最終決着案が公表された。この決着案に対する民間側からの債務削減への合意が83%にとどまることが明らかになったのだが、ギリシャ政府は合意しなかった民間金融機関に対しても一律にこの決着案どおりの債務免除を押しつけると宣言したのだ。