HOME > 経済・税金 > 増田悦佐さんより~「エリート主義『経済学』の虚妄」 シリーズその16 【前半】
増田悦佐さんより~「エリート主義『経済学』の虚妄」 シリーズその16 【前半】
|
|
UPDATE 2011.01.28
|
世界経済フォーラムが本性ムキ出しの「救済策」を提言
あなたのポートフォリオはゴールドなしで大丈夫?【前半】
今年もまた、世界経済フォーラムの年次総会、ダボス会議が開幕した。もともとは、世界中の功なり名を遂げた金満家や国際的な政治・経済・金融を牛耳るエリートたちが諸外国の同類たちと親睦を深めるという会議だった。たしか3〜4年前までは、おこがましくも「賢人会議」という触れこみで、食糧危機とか、気候変動とかについて一応もっともらしいことを発表していた。だがその実態は、自分たちの利権を擁護しながら、世界経済が直面する課題についても物分かりのいいふりをするだけという、ていのいいお祭り騒ぎだった。