空模様を写したように一面の海は、暗いグレー。青いあの海は見えないのかと諦めていると、御降臨の跡なのか、銀色の小さな円が銀色に光り、海に輝き揺れている。ワーオ、周りの暗い波が銀色と黒の彩を際立たせる。なんとなく得した気分。出張先の宿から今日の朝を見ている。日々の変化を観察し、感謝する日々。御降臨か?日常には無い単語が、イメージと供に思い出される。一年、早かったな。降臨の光は神なのか?ただ、空の切れ目からの木漏れ陽なのか?もう12月も21日、御降臨の女神の、何かの啓示とでも考えたい程、たゆとう気持ち。