奥村眞吾先生より〜富裕層にターゲット、税務署の調査
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UPDATE 2010.11.08
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国税庁はこのほど、個人所得税の1年間の税務調査の結果を発表した。その内、高額所得者層を対象にした調査状況をみると、富裕層に対して3061件の調査を実施し、そのうち申告漏れは2513件、申告漏れ所得は374億円、1件当たりの申告漏れ所得は1221万円となり、所得税全体の実施調査の1件当たり171万円の実に2.3倍となった。ちなみに、個人事業者の事業所得の申告漏れ上位10業種のトップはキャバレー、2位が風俗業、次いでくず金卸業。前年度トップの貸金業は枠外となった。過払金問題で武富士が倒産するぐらいだから。