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増田悦佐さんより〜「エリート主義『経済学』の虚妄」 シリーズその1
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UPDATE 2010.10.01
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エリートたちはとても上手に経済を運営してきた、ひたすら自分たちのために
1920年代半ばにGMがアメリカ経済の主役になってからというもの、欧米経済はどんどん近代市民社会を支える市場経済の本来のあり方から逸脱していった。古典経済学の鼻祖アダム・スミスは、国家は分かりやすく、励行しやすいルールを決め、そのルールをなるべく例外のないように適用する以外は後景にしりぞき、あらゆる経済活動は市場での売買が自然に落ち着くところにまかせれば良いと考えていた。