奥村眞吾先生より〜金鉱山に課税せず〜オーストラリア〜
|
|
UPDATE 2010.09.14
|
異例の猛暑で暫くブログを書くのを休んでいたが、秋の気配とともに再開と相成った。
6月に新政権となったギラード首相は、7月の税制改革で従来の資源超過利潤税(RSPT)を廃止し、新たに鉱物資源利用税(Minerals Resources Rent TAX = MRRT)を制定した。オーストラリアは日本と異なり、鉱物資源が豊かなことから、世界中からそれを求めて企業が集まる。従来までのRSPTの税率は40%で、全ての鉱山及び石油採掘に適用されるため、地面を相手にする企業は何でも課税対象となった。