Historic Swaps Dislocation
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UPDATE 2010.03.31
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10年物金利スワップ市場で、スワップスプレッドがマイナスになると、そんなFTの記事が目に付く。スワップ市場とは金利受け払いの機関投資家の相対市場。世界の機関投資家が独自の判断で固定金利、変動金利を払う、受ける市場である。その値付けは米国国債を基準にクオーツされる。その値付け、2000年125bp(1.25%)、2008年75bp(0.75%)だったのが、最近マイナスになる。歴史的に珍しい現象、理論値的に考えられないレベルとの記事である。米国債よりスワップ金利が低いなら国債買い(ロング)、スワップ売り(ショート)で裁定が出る筈だが?