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増田悦佐さんより〜「ゴロツキ国家におびえるな」 シリーズその5
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UPDATE 2009.12.11
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だれがなぜ、ブリックス諸国を誉めそやすのか?
ロシアという国で政権を担当している連中の箸にも棒にもかからないゴロツキぶりを、ほんの少しでも知っている人なら、いったいなぜこういう危ない国を投資対象として勧める連中がいるのか、心の底から疑問に思うことだろう。中国もインドもブラジルも、それぞれに危ないところもうさん臭いところもある。だが、さすがに一国を代表するような大企業がある日突然、権力者の逆鱗に触れたためにお取り潰しにあうとか、権力者にとって都合の悪い事実を知っているというだけで世界の果てまで追いかけ回されて、暗殺されるとかの事件が日常茶飯事ということはない。