奥村眞吾先生より ~アメリカの確定申告の変遷と日本の申告期限 |
UPDATE 2025.04.23 |
日本の確定申告の期限は3月15日、アメリカでは個人所得税の申告期限は4月15日となっており、日米ともに申告期限を終了したが、アメリカの場合、一旦仮納税をして6か月の申告期限延長を申請し、10月15日までに確定申告する納税者も多い。日本独自の制度であるサラリーマンの年末調整はアメリカなどではない、当たり前の話だが、年末調整によって家族構成や扶養状況など個人のプライバシーが、何の守秘義務もない社員が知るのだから海外ではこの制度は存在しない。したがって、わずかでも所得がある個人は、アメリカでは確定申告しなければならないのだ。最近のForbesによれば、アメリカの確定申告の期限は4月15日ではなく、もっと早かったとその歴史を紐解いている。