奥村眞吾先生より ~2025年度税制、通常国会に
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UPDATE 2025.01.22
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石破内閣初めてとなる予算と税制。今月の通常国会に上程される法案が決まった。歳入の根幹たる税制を見ると、これといった目玉が全くない。自民・公明の与党が衆議院で過半数割れを起こしたため国民民主党が掲げる年収103万円の壁に対応せねばならなった。働きすぎて103万円以上稼いだら夫の扶養者から外れ、夫の税負担が増える。それを問題視したのである。私に言わせれば妻が200万円300万円稼いだらいいと思う。稼ぐ以上の税金はかからないのだから。こんな低次元の議論を政党間で行っている先進国はない。国も貧しくなったが、国民の心も貧しくなったのではないかと。