経済・税金

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2010年01月

アドバンスド

UPDATE 2010.01.29

 

インスティテューショナル・アドバイザーズ
原作:ボブ・ホイ
翻訳:増田 悦佐

時代を象徴するコメント

去年の今ごろ:

「豊かな人たちだけを優遇する国が繁栄することはない」
——2009年1月21日オバマ大統領の就任演説

「その場で聞いていると、まるで神様に直接話しかけていただいているような気がする」
——2009年1月21日CNSニュースで報道された大統領就任式出席者のコメント

オバマ大統領の人気は、「聖書に書かれているような」とまではいかなくとも、記録的な急落ぶりを示している。

一応は進歩派と括られているが、オバマの「衝撃と借金(Owe)」作戦[湾岸戦争時のスローガン、「衝撃と威嚇(Shock and Awe)」と掛けている——訳者注〕は、国民生活のあらゆる場面に介入するわずらわしいもので、しかも次第にコストも高まっている。この事実が、第二次アメリカ革命(独立戦争)ともいうべき運動を呼び起こしつつある。たぶん、イギリスで流血の惨事を招いた清教徒革命の次には、専制支配者のとんでもない社会実験を流血なしでやめさせた名誉革命が起きたように、アメリカ国民も二回目の革命は流血なしでやり遂げることができるだろう。幸いなことに、1989年のベルリンの壁崩壊が象徴するようにそういう偉業が達成できるという実例もある。

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UPDATE 2010.01.28

 

インスティテューショナル・アドバイザーズ
ロス・クラーク氏によるテクニカル分析

銅- 売りシグナルの発動条件が整う

銅価格は1月中に1ポンドあたり3.54ドルの高値をつけ、史上最高値から一定の角度で傾斜する抵抗線を試す展開となった。昨月に週次・月次ベース両方のシーケンシャル(累積的)「売り」シグナルが発動する条件が整ったが、これは買われすぎの状態を示唆していた。

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UPDATE 2010.01.26

 

インスティテューショナル・アドバイザーズ
ロス・クラーク氏によるテクニカル分析

全ての市場がたったひとつの踊り場に

SP500とトロント証券市場コンポジット指数は1週間前に発表していた目標支持線(34日ボリンジャーバンドと34日ケルトナー・チャンネル)を割り込んだ。ゴールド市場では20週移動平均線が支持線として形成され、米ドル指数は50週移動平均線の抵抗線にぶつかって頭打ちの状況にある。

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UPDATE 2010.01.25

 

インスティテューショナル・アドバイザーズ
ロス・クラーク氏によるテクニカル分析

ゴールド−大底はすぐそこまで迫っている

ゴールド市場における中期的な底値をつけるタイミングが熟した。1月21日は、昨年の12月3月の高値を起点とする我々が初めに設定した時間枠(取引営業日ベースで31日〜37日間)で数えると、33日目に相当する。過去2日間の価格下落(53ドルの下落)は、市場価格の健全性を脅かすような、買い方に偏った多くの投機家達をふるい落とすのに大きく貢献したようだ。一方でゴールド価格が安定し、向こう数週間で上昇に転換すれば、ゴールドに関心を寄せる者が増えることになり、次なる上昇基調を支える市場参加者数を増やしてくれるだろう。現在の下落も単なる調整に過ぎないという我々の認識は変わらず、やがては長期の強気相場における小休止と位置付けられることになるだろう。

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UPDATE 2010.01.22

 

インスティテューショナル・アドバイザーズ
原作:ボブ・ホイ
翻訳:増田 悦佐

時代を象徴するコメント

去年の今ごろ

「ドバイで世界一背の高い塔を建てている開発業者が、世界的な金融危機の影響で湾岸諸国の不動産ブームが冷えこんだため、事業の進行を遅らせている」
——2009年1月14日付ブルームバーグ通信

この計画遅延は、聖書のルカによる福音書第14章28節に、以下のような忠告がある通りの天地創造以来の大事件となりつつある:

「まず、腰を落ち着けて費用を計算し、事業を終えるに十分なたくわえを持っているかを考えもせず、高い塔を建てようとするものには災いが降りかかるであろう」

「中国の中央銀行幹部は、中国の高い貯蓄率が世界的な金融危機の引き金を引いたというアメリカの財務長官ヘンリー・ポールソンのコメントを非難した」
——2009年1月16日付ブルームバーグ通信

「豊かな人たちだけを優遇する国家が繁栄することはない」
——2009年1月21日のオバマ大統領のコメント

リベラル左派は明らかに現実離れした観念を抱いている。自分たち同士で傷つけ合うことはあっても他人に害を及ぼすことがないような遠く離れた場所に隔離したほうがいいだろう。

そして、今年の今ごろになると、向こう見ずな投機熱は健在だ:

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UPDATE 2010.01.18

 

インスティテューショナル・アドバイザーズ
ロス・クラークによるテクニカル分析

深刻な調整に直面する株式市場

株式市場は、またしても上げ疲れの兆候を示している。もし、今回の調整に続いて、一度高値試しに行って失敗したところまで上げるという展開になれば、そのときにはこうした動きが持つ長期的な意味について別途コメントする。

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UPDATE 2010.01.18

 

インスティテューショナル・アドバイザーズ

ロス・クラークによるテクニカル分析

中期的底値への動きがチャートで確認された米国債

1977年に米国債の先物市場が設立されて以来、債券市場の重要な転換点の大部分は、週次の累積的な「転換準備」段階のサインが出たあと実際に上昇局面では「売り」の、そして下降局面では「買い」のサインが出るというかたちで起きている。

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UPDATE 2010.01.14

 

インスティテューショナル・アドバイザーズ
原作:ボブ・ホイ
翻訳:増田 悦佐

時代を象徴するコメント

去年の今ごろ;

「バグダッドで過去100年間で初めての降雪を記録」
「世界中で異常事態が以前よりひんぱんに起きている——オーストラリアの洪水、中東での豪雪といった異常気象だ——これもまた、温暖化の兆候だ」
——ロイター通信が2009年1月12日に報道した世界気象学会
上級科学コーディネーター、アミール・デルジューのコメント

去年の1月に、我々は自発的なねずみ講と非自発的なねずみ講に関する疑問を投げかけた。バーナード・マドフの巨額ねずみ講事件が明るみに出たのは、その前年の12月のことだった。たしかに巧妙に仕掛けられた詐欺事件だったが、引っかかるか、引っかからないかはあくまでも投資家の自発的な決断次第だった。

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UPDATE 2010.01.14

先週に引続き、ボブホイ氏の「時代の転換点」の掲載を通常より1日早い本日(14日)を予定しているため、今週の増田悦佐氏のコラムの掲載は15日金曜夜か翌日土曜朝の変更となります。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

UPDATE 2010.01.07

毎週金曜午後にアドバンスにてお届けしているボブホイ氏の「時代の転換点」が木曜(1月7日)の掲載となったため、今週の増田悦佐氏のコラムは8日の金曜夜か土曜朝の掲載を予定しております。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

UPDATE 2010.01.07

 

インスティテューショナル・アドバイザーズ
原作:ボブ・ホイ
翻訳:増田 悦佐

時代を象徴するコメント

2年前の今ごろ

「このフォーラムに出席した8人のうちでいちばん弱気なストラテジストでさえ、資産の半分以上、具体的には60%を株で持つようにとアドバイスした」
——NewsDay誌が2008年1月第1週に大手証券会社のストラテジスト
8人を集めて開催したフォーラムの概要から

「そうは言うものの、熱すぎず冷たすぎずちょうどいい温度のスープが飲める状態が続くゴルディロック経済は今もピンピンしているのだが、これはだれも指摘しない大ニュースだ。連邦準備制度(Fed)は、ビッグバン級の大きな利下げをやる必要に迫られているが、もしやれば当然経済全体に大きな刺激となるだろう」
——2007年12月10日付CNBC放送の経済コメンテイター、ラリー・カドロウ

ちょうどこのころ、我々は以下のことを指摘した。ブームの最中に短期債の金利が上がるのは、ポジティブなニュースだ。しかし、やがて短期金利が下がり始め、Fedが統制できる金利であるフェデラルファンド金利(日本で言えば公定歩合に相当)を後追いで下げる。トレジャリービル(財務省短期債券)のような短期債の金利が下がるのは、壮大な金融ブームの中では、ネガティブな兆候なのだ。

そして、今年の今ごろになると

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UPDATE 2010.01.05

 

ロス・クラーク氏によるテクニカル分析
インスティテューショナル・アドバイザーズ

ゴールド−強気市場での次なる上昇を控えた調整期間が続く

ゴールドは1ヶ月前に1226ドルで天井を打った。過去10年間の強気市場で生じたゴールドの調整期間は通常、取引営業日ベースで31日〜37日間となっており、最初の急落が13日間(±2日)続き、その後22日目(±3日)まで上昇回復する展開となっている。

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