時代の転換点を読む 2010年2月18日号 |
UPDATE 2010.02.19 |
インスティテューショナル・アドバイザーズ
原作:ボブ・ホイ
翻訳:増田 悦佐
時代を象徴するコメント:
去年の今ごろ:
「イギリス経済のマネー供給量は、増加率が低すぎる。なんとか加速しなければならない」
——2009年2月26日イングランド銀行総裁マービン・キングのコメント
今は亡き我々の友人デビッド・ブラウンは、このコメントにあきれ返って巻末に掲載する一コマまんがを描いてくれた。
当時はだれも予測していなかった3月初旬までの二番底について、我々は去年の2月27日に『重要な変化』と題したチャートワークスを刊行して、そろそろ米ドルが弱ぶくむころなので、「ドルの下落が惨憺たる情況を救うには十分だろう」と予測した。
そして、3月2日のSP500に関するアップデートで、我々が見ている指標はそろって売られすぎを示しているので、643の水準でマーケットは正常化するだろうと述べた。実際には、SP500は3月10日に666で底を打った。
そして、今年の今ごろになると: