時代の転換点を読む 2013年1月17日号
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UPDATE 2013.01.18
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ボブ・ホイ
時代を象徴するコメント:
先週欧州中銀のマリオ・ドラギ総裁は、「ユーロを守るためなら、なんでもする」と宣言した。ほぼまちがいなく、経済をテコ入れするために、信用をテコ入れするということだろう。すなわち、積極的に通貨価値を毀損するということだ。つまり、彼らが通貨を守るためにできることは、その通貨の価値を貶めることだけだというわけだ。ベトナム戦争のころ、ベトコン側に入ってしまった村落を「正常化」するというのは空爆であとかたもなく消し去ることだったのを思い出す。