時代の転換点を読む 2012年11月29日号
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UPDATE 2012.11.30
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これはもう、金融政策とは言えない
時代を象徴するコメント:
「連邦準備制度(Fed)が民間の資産を買って通貨準備を拡大するということは、公的信用を民間の借り手のために提供することだ」
——2012年11月19日のブルームバーグ通信報道
これは、Fedが擦り切れたような古めかしい金融緩和の実験をやりつづけているが、そのツケは必ず納税者のところに回ってくるという批判だ。重要なのは、この批判を行ったのが、全米に12行ある連邦準備銀行のうちの1行の現職の総裁だという事実だ。