時代の転換点を読む 2012年5月31日号
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UPDATE 2012.06.01
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原作:ボブ・ホイ
翻訳:増田悦佐
時代を象徴するコメント:
「ヨーロッパ中央銀行(ECB)は、とくに非伝統的な手法について与えられた権限の限界まで使い切ってしまった。……最終的には、これらの努力は加盟各国の納税者のリスクとなっている」
「長期資金供給オペ(LTRO)はモルヒネのようなもので、痛みは和らげてくれるが病状を治してくれるわけではない」
——2012年5月25日のECB政策理事会理事、イェンス・バイトマンのコメント
我々は昔から、介入主義こそ知識人にとっての阿片だと思っていた。