時代の転換点を読む【クイック版】2011年1月7日号
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UPDATE 2011.01.11
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原作:ボブ・ホイ
翻訳:増田 悦佐
超現実派(シュールリアル)の政策担当者たちが、バブルを連発(シリアル)している
上に掲げたのは、『転換点』今週号のタイトルというよりは、現在の状況に対する皮肉をこめた印象批評だ。もちろん、シュールリアルとシリアルが掛けことばになっているのは、たんなる駄ジャレではない。各国の中央銀行首脳陣が、自分たちの理論の正当性を示すために、絶望的なバブルを起こしつづけることで「すべてが一緒に動くマーケット(AOM)」での投機をますます拡大してしまったことも指している。