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UPDATE 2011.08.05 |
原作:ボブ・ホイ
翻訳:増田悦佐
全世界への警告!
景気循環上の収縮局面への転換を確認する指標の一つが信用市場の変化なのだが、今年の4月に始まった信用市場の激変が現在も続いている。
その過程はじつに規則正しく進行するが、実体経済への影響たるや驚くべきもので、各国中央銀行の総裁たちはどうしても、こんな大惨事が避けようのない事態とは認めたくないので、「政策の行きすぎ」に責任をおわせようとする。最近売れっ子になっている知識人のタイプとして、政策担当者があんなことをすると、経済はこんなふうに変わるといかにも「知る人ぞ知る」秘密めかしてご託宣を出して、実際にそういう方向に経済が動くと鬼のクビでもとったかのように自慢する連中がいる。だが、そういう連中にとっても投機熱の崩壊は予想外の驚きで、そんなとき持ち出すのが、「これは黒い白鳥のように稀なできごとだ」という言い訳だ。