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UPDATE 2010.12.20 |
原作:ボブ・ホイ
翻訳:増田 悦佐
時代を象徴するコメント:
「社会は、共通の妬みのもとに統一された持たざる者と、共通の恐怖のもとに統一された持てる者のあいだでまっ二つに分裂していた」
——1893年に刊行されたアレクシス・ド・トクヴィルの『回想録』の一節より
「民主党はギリギリ滑りこみの1兆1000億ドル(約92兆円)の景気対策によって、従来どおりの連邦政府による大盤振る舞いを維持した」
——2010年12月14日のニュース報道。1924ページに及ぶこの予算案には、合計6600か所の「あらかじめ使途と金額を特定した(Earmark)」項目が盛りこまれていた。そして、ワシントン・ポスト紙が報じたように、この法案の通過でついた予算は、1ページ当たり5億1700万ドル(約434億円)というすさまじい金額となった。このやり口は、選挙で負けた社会主義者たちが常套手段として用いる焦土作戦と言えるだろう。いまのところ多数党である民主党の上院議員会長ハリー・リード議員は、自分の任期である来年の1月4日までこの焦土作戦を続けるつもりらしい。