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UPDATE 2010.11.12 |
原作:ボブ・ホイ
翻訳:増田 悦佐
時代を象徴するコメント:
「個人家計の借金は急増している」
「いちばんうまく銀行強盗をする手は、銀行の持ち主になることだ」
——2010年10月21日付フィナンシャル・ポストに引用された元連邦預金保険機構(FDIC)役員、ウィリアム・ブラックのことば
ブラックはまた、FDICは保険によって保護された預金者への支払いに当てる資金が少ないので、銀行の破たん処理を意識的に抑制しているとも述べている。
「もし民主党が我々を廃業させようとしているのなら、こっちが先に民主党を廃業させてやる」
——2010年10月28日付ウォールストリート・ジャーナルの記事
これは、ある中小企業経営者のことばだ。その意気や、良し。
「(フィラデルフィア)連銀のプロッサー総裁、金融危機を理解するには50年かかるかもしれないと表明」
——2010年11月1日付ブルームバーグ通信の報道
これはちょっと楽観的すぎる見通しだろう。介入主義の経済学者たちは、いまだに1929年の大恐慌に端を発した大不況は連邦準備制度のマネーサプライが緊縮的すぎたから起きたと信じているのだ。もう80年以上も経っているというのに!
世間は、またしても連邦準備制度(Fed)自体がFedのバランスシートを破壊するために奮闘しているだけの量的緩和フェーズ2(QE2)の話で持ちきりなだけに、前回人為的なリフレ政策で景気回復を図ったケースに関するバロンズ誌1932年7月11日号の論説を引用しておくのもムダではないだろう。