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UPDATE 2010.05.18 |
インスティテューショナル・アドバイザーズ
著者: ボブ・ホウイ
翻訳: 増田 悦佐
「金融市場を突然の激変が襲った。不健全なビジネス慣行などあるべきではないところで、不健全なビジネス慣行が横行していたことが分かったのだ」
——1875年5月29日付の英国『エコノミスト』誌
金融市場は深刻な問題を抱えており、この問題は株、商品、社債が大幅に売られすぎになるまでは解消しない。
今回の激変は、4月に短期信用の供給が細るかたちで起きた。ロンドン銀行間取引金利(Libor)が上昇し、このLiborと米国短期債金利とのスプレッドが拡大したが、どちらもはっきり分かるほど顕著な変化だった。
今日(17日)CRB商品市況指数が重要な支持線と見られていた255を割りこんだ。銅の先物は6%下がって、2.91となった。直近の高値は4月中旬の3.68だった。
ほんの一時の小康状態のあと、社債価格が続落し、米国長期債との金利スプレッドが広がっている。
ゴールドの対銀相対価格は、最初の警戒警報レベルである64倍を突破した。