消費税は逆累進課税 |
UPDATE 2014.11.28 |
税率10%になれば、年収280万円の人は、消費税を収入の1ヶ月分を支払うことになる。
消費税は、消費の際にかかる税金ゆえに、低所得者層ほど負担率が大きい。
税率5%の場合
年収1,437万円世帯では収入に対する消費の割合が52.5%、負担率が1.90%であるのに対し年収280万円世帯では、割合が70.7%、負担率が4.04%と高くなる。
税率10%になると負担率は、
年収1,437万円世帯は3.81%であるのに対し、年収280万円世帯は8.08%に跳ね上がる。
負担率8.08%の場合、年収280万円のうち、約22万4000円を消費税として支払うことになり、この額は月収の約1ヶ月分に相当する。いわば1年のうち1ヶ月は、消費税の為だけに働くことになる。
貧しき者には負担が重くのしかかり、富める者には負担が軽く済む消費税とは、逆累進課税だと言える。
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詳しくは『増田悦佐さんより〜「国家債務」スペシャル』をご覧下さい。(会員向けコンテンツとなります)