この写真は、土星探査機カッシーニが2013年7月19日に撮影したものである。この写真を見た時、遥か向こうの小さな点である地球にいる人類の存在が、いかに小さいものかと感じたものだ。宇宙の大きさに比べれば、人間が直面する問題は、非常に小さなものだ。
(カッシーニは、1997年に打ち上げられ、16年後の今年、この写真を撮影した。この小さな地球を撮影する為には、光を捉えるタイミングが難しく、何度も撮影に挑戦し、ようやく地球を捉えた貴重な写真である)
我々は、この秋から恐慌という名の大混乱に突入していくことになるが、「大混乱は大チャンス」というのが僕のスタンスである。宇宙から見た自分、宇宙から見た地球、また、100年という時間、500年という時間を考えれば、我々が直面する大混乱は、過去に繰り返し何度も人類に起こったことである。そして大混乱は、過去の主役を淘汰し、新しい主役を登場させる。
この秋にやってくる恐慌は、暑い夏にまぎれるように始まりつつある。新しい主役である『あなた』『日本』『ゴールド』を表舞台に登場させる新しい時代がやって来る。
一度、今までの視点を忘れ、土星から見た小さな自分をイメージしてみて下さい。きっと大きな自分が見つかることでしょう。