1993年12月に発売した「脱・金融大恐慌」以来、僕は26冊の本を出してきました。印税から試算すると、100万部を超える本を、読者の方が手にとってもらったことになります。
その中で2007年に出版した「アメリカ経済、終わりの始まり」以降の本をいくつかピックアップし、その中で何を伝えようとしてきたのか、巻頭と巻末を数回に分けて紹介していきます。
それを読んでもらいながら、時代を見ること、大きな時代の流れに乗っていくことの大切さを考えてもらいたいと思います。
時代を読むことは、当たることもあれば、ズレることも、外れることもあります。評論家の真似をして批評することは簡単ですが、それでは時代を読む力は全く養えません。
同じ真似るのなら、自分で予測して、予測に基づく方法を真似たほうが、人生にリターンをもたらします。ズレや外れることを恐れず、時代を読む力を養ってみて下さい。 |