奥村眞吾先生より~税金取り立て屋、アメリカの場合 |
UPDATE 2018.01.23 |
日本において、税金を払わず滞納になった場合は、税務署や国税局の徴収部門の職員がやって来て、預金や財産を差し押さえ、何とか競売にしてでも未納税金を回収しようとする。ところが、ご存知ないかもしれないが、アメリカでは、どうしても払わない税金滞納者には、IRS(アメリカ国税庁)は民間の取り立て屋に頼む。この取り立て屋は昔の日本の高利貸しの取り立てに近いかもしれない。このほどアメリカの財務長官Steven Mnuchinが議会での公聴会で、未納税金の回収を取り立て屋(Private Sector)に委任していることにつき、考えを聞かれた時“it seems like a very obvious things to do”と回答した。