奥村眞吾先生より〜日本で報道されない米国の相続税論争
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UPDATE 2008.10.20
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今、アメリカでは大統領選挙の真っ最中である。
思えば、2000年の選挙でブッシュが当選した勝因の一つに、相続税を大減税するという公約があった。公約というのは当選後、毎年減税していって、2010年には相続税をゼロにするというもの。2011年以後はゼロにするかどうかは議会に聞いてくれと当時のブッシュが言った。その後、この問題に関しては米議会もさして動かなかったので、米国民は2010年は相続税がゼロの年なので、この年に亡くなる資産家は未来永劫、子々孫々に至るまで称えられるだろうとまで言った。