増田悦佐さんより~「ヨーロッパの没落」シリーズその3
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UPDATE 2016.09.13
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ユーロ圏は、マイナス金利による世界経済「虐殺」の最初の犠牲者群か?
先週は、日銀が9月20~21日に予定されている次の政策会合で「インフレ目標」達成のための具体策どころか、同じ目的を共有しているという姿勢さえ打ち出せないのではないかという懸念から、日本国債の金利が急騰(価格は暴落)したことがあった。その時点では、日銀や年金管理運営法人による必死の買い支えもあって、日経平均は1万7000円近辺で推移していたので、結局「大げさなうわさにふり回されただけ」で済んだようだ。