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増田悦佐さんより〜「円安・インフレは亡国の政策」シリーズその4
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UPDATE 2016.05.04
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「金融機関のため」ではなく、だれのために黒田日銀総裁は金融政策を推進してきたのか?
連休入り直前の4月28日に公表された日銀政策会合の結論は「追加的金融緩和策なし、目標とするインフレ率2%台到達の期限をまたしてもくり延べただけ」という木で鼻をくくったようなしろものだった。追加的緩和策の発表を期待して高値で寄り付いていた当日の日本株市場は、ザラ場での日経平均の高値が1万7572円、安値が1万6653円と振幅を1000円以上に拡大した乱高下ののち、前日比624円安の1万6666円という悪魔の呪いがかかったような引け値となった。